Paul Craig Roberts 2013年1月18日 共和党員と保守派のアメリカ人達は、福祉国家という姿の大きな政府と、依然として戦っている。どうやら彼等は、大きな政府の姿の軍事化した警察国家というものを聞いたことがないもののようだ。また、もし聞いたことがあるとすれば、彼等は、それに違和感が無く、全く異存がないのだ。 下院・上院議員達を含め、共和党員は、大きな政府が、宣戦布告あるいは議会の承認さえ無しに、戦争を始めても、ワシントンが戦争状態に無い国々の国民を、無人機で殺害しても、満足している。共和党員は、連邦“治安”機関が、アメリカ国民を令状無しでスパイし、あらゆる電子メールを記録し、インターネット・サイト、フェースブックの投稿、携帯電話の会話、クレジット・カードでの買い物を覗いても気にならないのだ。議会の共和党議員は、この情報を蓄積するユタの巨大施設の予算に賛成投票までした。 だが