マンガと映画についての美学的メディア比較論であり、これまでの議論・言説を丁寧に再検討しながら、「映画的」であるとはどういうことなのかを論じ、それが「近代」を前提しにした視覚文化であることを示していく本。「映画的」っていうのが単に技法的な話ではなくて、近代の大衆文化とか時間概念とかにおける考え方のことなんだ、という話 メディアの特性とか技法とかを形式的に判断するのではなくて、それがどういう思想・システムのもとで動いているかを見て判断しないといけないよっていう話でもある。 また、サブタイトルに「コマと時間の理論」とあるように理論を書いた本であるのだが、落下のモチーフをめぐるマンガ批評(作品論)として読めなくもないところが各所に差し挟まれている本でもある。 ちなみに修士論文がもとになっているらしい。 この本は、メディア比較の方法論から説き起こして、これまでの議論の検討も含め、丁寧な解説がなされて
岩手県は9月25日、「岩手県庁Ingress活用研究会」を発足する。Googleが公開しているスマートフォン向け位置情報ゲーム「Ingress」をPRツールとして使い、観光振興や情報発信を進めていく狙いだ。自治体によるIngressを使った同様の試みは全国初という。 Ingressはスマホの位置情報を利用した“リアル陣取りゲーム”。プレイヤーは青と緑の陣営に分かれ、現実世界の名所や旧跡、建物などに設定された「ポータル」をハック(チェックイン)し、三角形のフィールドを作ることで自陣のエリア獲得を目指す。ダウンロード数は全世界で500万を超え、7月にiOS版が公開されたこともあり、日本でもアーリーアダプターを中心に人気を拡大してる。 観光促進に利用するのは自治体で初めての試み。県内の観光スポット、史跡などに積極的にポータルを設けることで、全国のエージェント(プレイヤー)に岩手を観光で訪れる楽し
ゲンロンの出版物に関する告知のほか、毎週火曜日配信の「友の会メール」の内容をご覧いただけます。 ご意見・ご感想はこちらから→ genron-voices.tumblr.com/ask ゲンロン→ genron.co.jp ゲンロンカフェ→ genron-cafe.jp ゲンロン友の会→ genron-tomonokai.com こんにちは。東浩紀です。 今回は特別編でちょっとしたレポートを。 去る9月5日、ゲンロンカフェで政治学者の五野井郁夫さんと「デモの現在と未来」と題するトークショーを行いました。会場には、在特会へのカウンター活動で有名な野間易通さんもいらっしゃり、活発な議論が交わされました。その模様はここのtogetterにまとめられていたり、またここのブログにまとめられていたりします。 さて、その会場でも述べ、また後日のツイッターでも記したのですが、ぼくはこのトークショーをきっかけ
控訴の手続 第1審の判決に不服がある当事者は、控訴(こうそ)をすることができます。 控訴の方法:控訴状の提出 控訴は、第1審が地方裁判所、家庭裁判所の場合は高等裁判所宛の控訴状(こうそじょう)を、第1審が簡易裁判所の場合は地方裁判所宛の控訴状を、どちらの場合も第1審の裁判所に提出して行います。 控訴する際は、控訴状に所定額の印紙(後で説明します)を貼り、所定額の郵券(東京高裁の場合、被控訴人が1人なら6000円)を予納する必要があります。第1審の裁判所の民事受付に提出しに行く場合、第1審の判決(のコピー)を持っていった方がいいです。 控訴期間:控訴状の提出期限 控訴状は、判決書が送られてきた日(裁判所で判決書を受け取った場合はその日)の翌日から数えて2週間以内(2週間後の同じ曜日まで:判決書を受け取った日が月曜日ならその2週間後の月曜日まで)に提出しなければなりません。 民事裁判の場合、裁
東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma そして在特会が悪いに決まってるのは、彼らの標的が市民だからです。かりに在日特権があるとして、それを作ったのも日本政府。なら批判すべきは政府であり享受する市民ではない。同じことが生活保護にも言える。政策正すためのデモはいいけど、隣人への攻撃は許容できない。それは政治ではない。暴力。 2014-09-26 10:59:04 瀬川深 Segawa Shin @segawashin この理屈は簡単に「善い差別」「悪い差別」に裏返るだろうなー。なんかもう全部ダメだ。先行テキストや文脈踏まえずに「ぼくのかんがえたさいきょうの」を垂れ流すのは知識人の役回りじゃねえだろと思ったがこの人なにからなにまでこの調子だった。 twitter.com/hazuma/status/… 2014-09-26 11:40:03 東浩紀 Hiroki Azuma @hazu
農業関係者(リーダー的立場)とEMについておしゃべりしました。 彼は「かつて農業でEMが話題になったが、やってみた人らがうまくいかなくて話題に出なくなり、今では農業者でEMを知る人も減った。」といいます。 これはよくわかる話でした。 北朝鮮は国家的に大々的にEMを農業に取り入れました(比嘉氏も強く指導した)が、結局失敗し、比嘉氏が言っていた「21世紀、北朝鮮はEM農業によって食糧の輸出国になる」は夢の又夢になりました。 今はそのことをサイトから削除して知らん顔をしています。 参考→ EM比嘉照夫氏の「21世紀は北朝鮮の時代」をアップしておこう http://d.hatena.ne.jp/samakita/20140220/p1 わが国でも農業用資材としてはほぼ無視されていますが、川や湖沼にEM団子を投げ込んだり、高額なEMXゴールドという清涼飲料水を何にでも効くとして売り込んでいます。 E
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