cakesは2022年8月31日に終了いたしました。 10年間の長きにわたり、ご愛読ありがとうございました。 2022年9月1日
理性的だった友人が、家族の誰かが、過激な政治思考や宗教思考を持ち、極端な行動をとるようになった。私たちはそうした彼らを見て「洗脳された」「精神的に不安定」と、判断してしまいがちだ。 だが実際は、そう単純ではない現象が私たちのなかで起きているという。それが個人と他人の境界線が曖昧になる「アイデンティティ・フュージョン」だ。 ジョン・F・ケネディは17歳のとき、反抗的なグループの一味だった。コネチカット州の名門チョート校で、そのグループが体育館に馬糞の山を作ろうとしているという噂が広まった。だが、いざいたずらが実行されようとしたとき、学長が問題児らの前に立ちはだかった。数々の悪事に学校側は怒り心頭、若きケネディは放校処分となった。 処罰は謹慎処分に軽減されたものの、学長はケネディに甲状腺の専門医に行くように命じた。「変に幼稚なところを治すように」と。 忠告に従ったケネディが訪ねたのが、コロンビ
『宇崎ちゃんは遊びたい』とコラボした献血ポスターについて、フェミニストの牟田和恵先生が、各自治体のガイドラインを示して、ポスターはガイドラインに反した性差別であると主張しています。それに対してはすでによい論評がいくつか出ているので [1]「「宇崎ちゃんは遊びたい」×献血コラボキャンペーンの絵は過度に性的なのか?」「宇崎ちゃんを採用した赤十字は現実的」 私が書くべきことはほとんどないのですが、一つ、大学での教育的な点から書いておきたいことがあります。これは続きものになるかもしれない。 ゲンダイの文章は改ページが多くて見通しが悪いので、冒頭から、途中の、ガイドラインに反しているのは明らかだと主張しているところまで引用しましょう。 日本赤十字社が献血を呼びかけるためにweb漫画とコラボで作成したポスターがネット上で論議を呼んだ。今回使われたのは写真の通り、幼い表情で、巨大といってもいいような乳房
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