タグ

fantasyと*clipに関するinmymemoryのブックマーク (48)

  • 久留さんのTomePage

    令和6年2月1日 内容一覧 更新情報 CTHULHU神話関連作品一覧 ラヴクラフト作品(小説及び神話関連の詩)(令和5年3月3日) ラヴクラフト以外の邦訳作品(令和5年11月25日) 日作家による作品(令和5年12月31日) ラヴクラフト及びCTHULHU神話関連資料一覧(令和5年3月31日) ウィリアム・ホープ・ホジスン邦訳作品一覧(令和4年7月6日) A・メリット邦訳作品一覧(令和5年5月12日) ウィアード・テールズの作家たち シーベリー・クイン邦訳作品一覧(令和4年12月5日) ヘンリー・S・ホワイトヘッド邦訳作品一覧(令和5年3月3日) フランク・ベルナップ・ロング邦訳作品一覧(令和5年7月14日) ロバート・E・ハワード邦訳作品一覧(令和5年7月6日) E・ホフマン・プライス邦訳作品一覧(令和5年9月17日新規) オーガスト・ダーレス邦訳作品一覧(令和5年12月17日) エド

  • ゴシック小説 - Wikipedia

    ゴシック小説(ゴシックしょうせつ)とは18世紀末から19世紀初頭にかけて流行した神秘的、幻想的な小説。ゴシック・ロマンス(Gothic Romance)とも呼ばれ、その後ゴシック・ホラーなどのジャンルも含むことがあり、今日のSF小説やホラー小説の源流とも言われる。 ウォルポールのストローベリ・ヒル イギリスの作家ホレス・ウォルポールの『オトラント城奇譚』(The Castle of Otranto,1764年)がゴシック小説の先駆とされる。イギリスでは16、17世紀には大陸から輸入されたロマンスやピカレスクが盛んに読まれたが、その後はリアリズム小説の流行で下火になる。ウォルポールは別荘のストローベリ・ヒル・ハウスを改築して自分好みの中世ゴシック風(ゴシック・リバイバル建築)に仕立てた。またある日に見た夢をもとに中世の古城を舞台にした幻想的な小説『オトラント城奇譚』を書いた。ストローベリ・ヒ

    ゴシック小説 - Wikipedia
  • ウィアード・テイルズ - Wikipedia

    英語版記事を日語へ機械翻訳したバージョン(Google翻訳)。 万が一翻訳の手がかりとして機械翻訳を用いた場合、翻訳者は必ず翻訳元原文を参照して機械翻訳の誤りを訂正し、正確な翻訳にしなければなりません。これが成されていない場合、記事は削除の方針G-3に基づき、削除される可能性があります。 信頼性が低いまたは低品質な文章を翻訳しないでください。もし可能ならば、文章を他言語版記事に示された文献で正しいかどうかを確認してください。 履歴継承を行うため、要約欄に翻訳元となった記事のページ名・版について記述する必要があります。記述方法については、Wikipedia:翻訳のガイドライン#要約欄への記入を参照ください。 翻訳後、{{翻訳告知|en|Weird Tales|…}}をノートに追加することもできます。 Wikipedia:翻訳のガイドラインに、より詳細な翻訳の手順・指針についての説明がありま

    ウィアード・テイルズ - Wikipedia
  • ハワード・フィリップス・ラヴクラフト - Wikipedia

    ハワード・フィリップス・ラヴクラフト(英: Howard Phillips Lovecraft、1890年8月20日 - 1937年3月15日)は、アメリカ合衆国の小説家[1]。怪奇小説・幻想小説の先駆者の一人[1]。生前は無名だったが、死後に広く知られるようになり、一連の小説が「クトゥルフ神話」として体系化された[1]。 ラヴクラフトの創造した怪神、異次元の神、神話体系は世に広まり、現代のコリン・ウィルソンたちや「SF宇宙冒険物」に大きな影響を与えている[2][3]。ゴシック小説やエドガー・アラン・ポーなどの系譜に連なる、独特な恐怖小説や先駆的サイエンス・フィクション(SF)の作者として、近年顕著に再評価されつつある[4][5]。 概要[編集] ラヴクラフトは一生の間、ロードアイランド州プロビデンスに住み、昼はブラインドを降ろしランプを灯して、無気味な物語を書き続けた[2]。主な舞台はニ

    ハワード・フィリップス・ラヴクラフト - Wikipedia
  • 不思議の国のアリスと不条理の文学 「紀伊國屋カルチャー・トリップ」第1期第4弾 : 紀伊國屋書店新宿本店

    このフェアのタイトルにピンと来るような方であれば、ルイス・キャロルによる名作「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」が、ただの子供向けの童話や楽しいだけのファンタジーではないということは先刻ご承知のことと思います。ひとたび「アリス」の世界を覗き込めば、そこにはありとあらゆる「不条理」が、可愛らしい外見の下で現実世界を転覆しようと暴れまわっているのです。そこでは時間も空間もひっくり返り、言葉はその意味から離れて一人歩きを始め、異形の人々はてんで道理の通らぬ話をえんえんと喋り続けるでしょう。 「不条理」とは、条理に合わない全てのこと、「道理」や「理性」や「正気」といった、社会生活を営む上で欠かせないあらゆるコトワリに反する概念のことです。それを野放しにしてはこの社会は成り立ちませんが、しかし人間は条理のみに生きるのではありません。我々の中には、全ての道理を無視する荒々しい「不条理」が、子供

  •  「ゴシック」の源流を探る 「紀伊國屋カルチャー・トリップ」第1期第1弾 : 紀伊國屋書店新宿本店

    「ゴシック」あるいは「ゴス」と呼ばれる美意識は、近年ますますその存在感を増しているように思えます。ファッション音楽映画漫画、文学など、様々なジャンルにおいてゴシックの意匠や美学が意識され、表現されているのを頻繁に目にします。 ゴシックという概念について遡ると、そのルーツは中世ヨーロッパにありました。 中世の、奇怪な装飾を施された教会建築や、まだ洗練されていないキリスト教美術に対して、ルネサンス期の人々が野蛮なものという意味で「ゴシック(ゴート族の)」と呼んだそうです。 そのようにして否定されたゴシックが再び見出されるのが18世紀から19世紀にかけてのゴシック・リヴァイヴァルであり、その後ヨーロッパやアメリカの美意識の中で連綿と受け継がれたゴシックの美学は、20世紀には大衆小説映画、そしてロックやファッションといったポップカルチャーの中で大きな力をふるうことになるのです。 このよ

  • 東京創元社・文庫創刊50周年記念対談〈第4回:ホラー編 宮部みゆき×風間賢二〉|ラウンジ|Webミステリーズ!

    この対談は、〈ミステリーズ!〉vol.37(2009年10月号)に掲載されたものです。(編集部) (対談中のひとこま。左:宮部みゆき先生、右:風間賢二先生) ■宮部みゆき先生のベスト6【東京創元社編】(順不同) 『怪奇小説傑作集』(全5巻)アルジャナン・ブラックウッド他(創元推理文庫F) 『マッド・サイエンティスト』S・D・シフ編(創元SF文庫) 『M・R・ジェイムズ傑作集』(旧版)M・R・ジェイムズ(創元推理文庫F) 『小人たちがこわいので』ジョン・ブラックバーン(創元推理文庫) 『死者の書』ジョナサン・キャロル(創元推理文庫F) 『ねじの回転』ヘンリー・ジェイムズ(創元推理文庫F) 番外:『影が行く ホラーSF傑作選』中村融編(創元SF文庫)、『ガストン・ルルーの恐怖夜話』ガストン・ルルー(創元推理文庫F)、『恐怖の愉しみ』平井呈一編(創元推理文庫F)も捨てがたいです。 ■風間賢二先生

    東京創元社・文庫創刊50周年記念対談〈第4回:ホラー編 宮部みゆき×風間賢二〉|ラウンジ|Webミステリーズ!
  • 東京創元社・文庫創刊50周年記念対談〈第3回:ファンタジー編 井辻朱美×金原瑞人〉|ラウンジ|Webミステリーズ!

    この対談は、〈ミステリーズ!〉vol.36(2009年8月号)に掲載されたものです。(編集部) (トークショー中のひとこま。左:井辻朱美先生、右:金原瑞人先生) ■井辻朱美のベスト5【東京創元社編】(順不同) 『ダークホルムの闇の君』ダイアナ・ウィン・ジョーンズ/浅羽莢子訳 『洞窟の女王』(と『女王の復活』)H・ライダー・ハガード/大久保康雄訳 《ホークムーン》(《ルーンの杖秘録》、《ブラス城年代記》)マイケル・ムアコック/深町眞理子・井辻朱美訳 《コナン・シリーズ》R・E・ハワード/宇野利泰・中村融訳 『ジェニーの肖像』ロバート・ネイサン/大友香奈子訳 番外:『ゼンダ城の虜』、『紅はこべ』、『月長石』、『黒いチューリップ』、『スカラムーシュ』など ■金原瑞人のベスト5【東京創元社編】(順不同) 《ゴーメンガースト三部作》マーヴィン・ピーク/浅羽莢子訳 『心地よく秘密めいたところ』ピーター

    東京創元社・文庫創刊50周年記念対談〈第3回:ファンタジー編 井辻朱美×金原瑞人〉|ラウンジ|Webミステリーズ!
  • 奇妙な世界の片隅で : ブックガイド・ガイドブック −ブック・ガイドの愉しみ4 その他のジャンル編−

    どんなを読んだらいいの? どんなが面白いの? という人のためにあるブックガイド。とはいっても、世の中にはブックガイドだけでも、たくさんの数があるのです。そもそも、どのブックガイドが有用なのか、ブックガイドのブックガイドまで必要なぐらい。そこで僕がお世話になったブックガイドのいくつかを紹介しましょう。 前回から、かなり間が空いてしまいましたが、今回はその他のジャンル編です。 まずはファンタジーから。 リン・カーター『ファンタジーの歴史』(東京創元社)は、タイトル通りファンタジーの通史ですが、古典ファンタジーにかなり力点が置かれてます。ウィリアム・モリス、ダンセイニ、E・R・エディスン、トールキンなど。とくにヒロイック・ファンタジーに関しては詳しくふれられているので、その種のファンには楽しめますね。 高杉一郎編『英米児童文学』(中教出版)は、英米の児童向け作品の概説書。作品論だけでなく、作

    奇妙な世界の片隅で : ブックガイド・ガイドブック −ブック・ガイドの愉しみ4 その他のジャンル編−
  • 欧米の怪奇小説をめぐって  アンソロジーその6

    仁賀克雄編『に関する恐怖小説』(徳間文庫)は、に関する恐怖小説を集めたもの。人語を操るの皮肉な物語『トバーモリー」(サキ)、の血を引く青年の不思議な物語『僕の父は』(ヘンリー・スレッサー)、萩原朔太郎『町』と比較されることもある『古代の魔法』(A・ブラックウッド)、ラヴクラフトの珍しく軽妙な掌編『ウルサルの』など。異様に賢い緑色のをめぐる物語『緑の』(クリーヴ・カートミル)と、悪魔との契約をめぐるファンタジー『著者謹呈』(ルイス・パジェット)の二編がひじょうに面白いです。 ロバート・ブロック編『サイコ』(祥伝社文庫)は、ブロックが創始した「サイコ」にまつわる恐怖小説を集めたアンソロジーです。ブロック好みのショッカー、オチのある作品が多く収められ、ブロックの短篇が好きな人なら楽しめるでしょう。 スティーヴン・キング、エド・ゴーマン、リチャード・クリスチャン・マシスン、 ロー

  • 欧米の怪奇小説をめぐって  アンソロジーその1

    小説が好きな人の中でも、翻訳ものを好む人はそのなかの一握りだといいます。翻訳ものの怪奇小説を好むひとは、さらにその一握り。とするならば、欧米の怪奇小説読者の絶対数は、かなり少ないと考えても間違いないでしょう。 かといって、日における欧米怪奇小説の翻訳状況はお寒い状況なのかといえば、そんなことはありません。少数ながら、このジャンルに愛着を持つ翻訳者や紹介者がいたことが幸いして、クラシックの時代から現代のホラーまで、有名無名あわせて、一通りの作品を日語で読むことができます。 ただ、この手のジャンルに不案内な人からは、なかなか入り込みにくい分野なのは否めません。そこで今回から、何回かに分けて、欧米の怪奇小説について、ご紹介していこうかと考えています。 まずはじめに、主だったアンソロジーから紹介していきましょう。というのも、怪奇小説のエッセンスは、長編よりも短編にあると考えていますし、アンソロ

    欧米の怪奇小説をめぐって  アンソロジーその1
  • 奇妙な世界の片隅で : 欧米の怪奇小説をめぐって  アンソロジーその2

    『怪奇小説傑作集』(創元推理文庫)と同時期もしくはそれ以前で、重要な怪奇小説アンソロジーといえば、『怪奇幻想の文学』(全7巻 新人物往来社)と『幻想と怪奇』(都筑道夫編 ハヤカワ・ミステリ 全2巻)、『恐怖と幻想』(矢野浩三郎編 全3巻)が挙げられるでしょう。 『怪奇幻想の文学』は、荒俣宏と紀田順一郎が、平井呈一を監修として企画したアンソロジーで、今でもこれだけの質と量を誇るアンソロジーはないんじゃないでしょうか。各巻がテーマ別になっているのが特徴で、例えば1巻は「真紅の法悦」と題して吸血鬼小説を、2巻は「暗黒の祭祀」と題して、黒魔術を扱った小説を集めています。4巻目までは、わりと正統派の英米怪奇短編を集めているのですが、後に増補された5~7巻のセレクションがかなり凝っているのが印象的です。 5巻「怪物の時代」は、怪物をテーマにしたセレクション。『恐怖の山』(E・F・ベンスン)、『ウイリア

    奇妙な世界の片隅で : 欧米の怪奇小説をめぐって  アンソロジーその2
  • 奇妙な世界の片隅で : 欧米の怪奇小説をめぐって  アンソロジーその3

    中田耕二編『恐怖の一ダース』(出帆社 後に講談社文庫で再刊(一部差し替えあり))は、「恐怖」の範囲を広くとったものか、サスペンスやミステリ調の作品も多く含まれています。コーネル・ウールリッチ、 ロス・マクドナルド、レイモンド・チャンドラーが出てくる怪奇アンソロジーというのも珍しいですね。収録作品中では、暗示を多用した幻想小説『塔』(マーガニタ・ラスキー)が秀作。 比べて、同じく中田耕二編の『恐怖通信』(河出文庫 全2巻)は、娯楽性重視の楽しめるアンソロジーに仕上がっています。ロマンスの味の濃い『犠牲(いけにえ)の年』(ロバート・F・ヤング)、淡々としたタッチが戦慄度を高める『おぞましい交配』(ウイリアム・バンキアー)、民話風のファンタジー『の王さま』(スティーヴン・V・ベネット)、人を喰った奇妙なコメディ『ヘンリー・マーティンデールと大きな犬』(ミリアム・アレン・ディフォード)など。 橋

    奇妙な世界の片隅で : 欧米の怪奇小説をめぐって  アンソロジーその3
  • 奇妙な世界の片隅で : 欧米の怪奇小説をめぐって  アンソロジーその4

    河出文庫から出ていた、国別の『怪談集』は、画期的なアンソロジーでした。『イギリス怪談集』『アメリカ怪談集』『フランス怪談集』『ドイツ怪談集』『ロシア怪談集』『東欧怪談集』『ラテンアメリカ怪談集』『日怪談集 上下』『日怪談集 江戸編』『中国怪談集』。国別の怪談・怪奇小説を概観できるという、重厚なシリーズです。ただ『イギリス』や『アメリカ』は、わりと流の怪奇小説アンソロジーになっているのに対して、他の国のものは編者の好みが強く出た、個性的なものになっているのが特徴です。 ティーク、ホフマン、クライストなどの古典的怪奇小説から始まりながらも、後半になるに従って前衛色を強めていく『ドイツ怪談集』(種村季弘編)。「マジック・リアリズム」作品を中心に集め、SF色も濃厚な『ラテンアメリカ怪談集』(鼓直編)、流麗かつ耽美的な作品を集めた『フランス怪談集』(日影丈吉編)、ポーランド、チェコ、ハンガリー

    奇妙な世界の片隅で : 欧米の怪奇小説をめぐって  アンソロジーその4
  • 奇妙な世界の片隅で : 欧米の怪奇小説をめぐって  アンソロジーその5

    今回は、モダンホラー関係のアンソロジーを中心にご紹介したいと思います。モダンホラー関係のアンソロジーでは「書き下ろし」が多いのが特徴です。既に発表された作品を編集するのではなく、そのアンソロジーのためにテーマを決め、それにそって書かれた新作を集める、というのが「書き下ろしアンソロジー」と呼ばれるものです。そのため、全編新作という「売り」ができる代わりに、収録作品が玉石混淆になってしまうという危険性もあります。 まず筆頭にあげるべきは、カービー・マッコーリー編『闇の展覧会』(ハヤカワ文庫NV 全3巻)でしょう。玉石混淆ではありますが、全体にレベルの高い作品集ではあります。ジャンル作家だけでなく、アイザック・B・シンガーやジョイス・キャロル・オーツといった主流文学の作家、ジーン・ウルフやジョー・ホールドマンといったSF系の作家、ゴースト・ストーリーの大家ロバート・エイクマンなど、幅広い分野から

    奇妙な世界の片隅で : 欧米の怪奇小説をめぐって  アンソロジーその5
  • 悪夢と哄笑  仁賀克雄編訳『新・幻想と怪奇』

    先日、収録作品を紹介した『新・幻想と怪奇』 (仁賀克雄編訳 ハヤカワ・ミステリ)が発売されましたので、内容を紹介したいと思います。 結果から言うと、編者が以前に編んだハヤカワ文庫版の『幻想と怪奇』に連なる路線のアンソロジーでした。狭義の「怪奇小説」だけでなく、SFやミステリ的な要素も含んだ、エンタテインメント作品全般を集めたアンソロジーになっています。 それでは、以下いくつかの作品について、ご紹介します。 ローズマリー・ティンパリー『マーサの夕』 家事をそつなくこなし、夫に対して常に尊敬の念を忘れない理想のマーサ。それをいいことに、夫のポールは愛人エステルとの逢瀬を繰り返していました。しかしある日、約束通りエステルの家に着くと、彼女はいませんでした。不審に思いながらも、自宅に戻ったポールに対し、マーサは不可解な態度をとりますが…。 完璧なマーサが見せる静かな狂気とは…? 抑えた筆致で

    悪夢と哄笑  仁賀克雄編訳『新・幻想と怪奇』
  • 奇妙な世界の片隅で : 幻想と怪奇と恐怖  怪奇小説アンソロジーの難しさ

    今月発売予定の『新・幻想と怪奇』(仁賀克雄編訳 ハヤカワ・ミステリ)の収録内容が、早川書房の新刊案内で発表されました。 ローズマリー・ティンパリー『マーサの夕』 ゼナ・ヘンダースン『闇が遊びにやってきた』 ロバート・シェクリイ『思考の匂い』 チャールズ・ボーモント『不眠の一夜』 ジョージ・フィ-ルディング・エリオット『銅の鋺』 ゴア・ヴィダール『こまどり』 アンソニイ・バウチャー『ジェリー・マロイの供述』 アラン・ナース『虎の尾』 フィリップ・ホセ・ファーマー『切り裂きジャックはわたしの父』 リチャード・ウィルスン『ひとけのない道路』 ウィリアム・テン『奇妙なテナント』 マンリー・ウェイド・ウェルマン『悪魔を侮るな』 A・M・バレイジ『暗闇のかくれんぼ』 リチャード・マシスン『万能人形』 ロバート・ブロック『スクリーンの陰に』 レイ・ラッセル『射手座』 ローズマリー・ティンパリー『レイチ

    奇妙な世界の片隅で : 幻想と怪奇と恐怖  怪奇小説アンソロジーの難しさ
    inmymemory
    inmymemory 2009/05/06
    いずれの怪奇小説アンソロジーも所有していた
  • 供述によるとペレイラは…… - アブソリュート・エゴ・レビュー

    『供述によるとペレイラは……』 アントニオ・タブッキ   ☆☆☆☆☆ アントニオ・タブッキは『インド夜想曲』とこの『ペレイラ』が最も良いと思う。僅差の次点が『レクイエム』と『島とクジラと女をめぐる断片』、第三グループが『逆さまゲーム』『ベアト・アンジェリコの翼あるもの』『黒い天使』『フェルナンド・ペソア最後の三日間』などの短篇集(及び中篇)の数々、そして『遠い水平線』『夢の中の夢』『ダマセーノ・モンテイロの失われた首』と続く。タブッキを何から読んだらよいかと聞かれたら私はこの順番に勧める。 しかしタブッキの作品はどれもこれも高レベルなので、どれを読んでも間違いはない。『ダマセーノ・モンテイロ』を除いて、作品の印象も非常に似通っている。そういう素晴らしい作家のベストであるからには、書は大傑作でなければならない。 二大傑作の『夜想曲』と『ペレイラ』を比較すると、『夜想曲』の方が幻想小説の範疇

    供述によるとペレイラは…… - アブソリュート・エゴ・レビュー
    inmymemory
    inmymemory 2009/03/14
    "『インド夜想曲』『ペレイラ』が最も良い。次点『レクイエム』『島とクジラと女をめぐる断片』"
  • 認証がかかっています

  • ジョヴァンニ・パピーニ『逃げてゆく鏡』 - Pulp Literature

    ★★★★★ Lo specchio che fugge / Giovanni Papini 河島英昭 訳 / 国書刊行会 / 1992.12 ISBN 978-4336030504 【Amazon】 ボルヘス編纂の短編集。「泉水のなかの二つの顔」、「完全に馬鹿げた物語」、「精神の死」、「<病める紳士>の最後の訪問」、「もはやいまのままのわたしではいたくない」、「きみは誰なのか?」、「魂を乞う者」、「身代わりの自殺」、「逃げてゆく鏡」、「返済されなかった一日」の10編。 <バベルの図書館>の30巻目。いかにもディレッタントが好みそうな幻想小説集だった。19世紀風の耽美な価値観が魅力的で、常識を越えた歪な状況にくらくらする。一読して癖になる作風だった。 以下、各短編について。 「泉水のなかの二つの顔」"Due immagini in una vasca" 久方ぶりに廃園を訪れた男。泉を覗くと、

    inmymemory
    inmymemory 2009/01/11
    ボルヘス編纂<バベルの図書館>30巻目の幻想小説短編集