「最近どこかでこれとよく似た話を…」 と思ってたら、ポニョでした(^v^) 「崖の上のポニョ」は人魚姫がもとにあるそうで、 人間の少年に恋して、ポニョがだんだんヒトの形になっていき、 人間になる代わり、魔法を失う。 少年の名前が、漱石「門」の主人公と同じ「宗介」で、 駿氏の少年期のような姿で描かれてて、 一方、ポニョは、ワルキューレの魔女の長女と同じ、 「ブリュンヒルデ」と呼ばれていました。 魔力で町が水没してしまうのですが、 「沈鐘」も、「水没」というモチーフが隠れた鍵かもしれません。 「沈鐘」…沈める鐘、というと、ドビュッシーの名曲「沈める寺」を思い出します。 あの曲は、ケルトの伝説「イースの都」がもとになっている。 名君の誉れ高き王は、あるとき溺愛した妾ダユーのために、イースの都を作る。 都は、水門によって干拓し、海底を大地としたもの。 ダユーは、イースを快楽と欲望の都とし、一夜をと