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マネジメントと企業に関するinnnervisionのブックマーク (4)

  • 業務のムダをそぎ落とす カンバン,自働化,アンドン

    今や改善活動の代名詞となっている「トヨタ式改善」。来は製造業の改善手法だが,IT の現場でも利用価値が高い。実際に導入して業務のムダをそぎ落とした三つのケースを紹介する。 カンバンをはじめとする「トヨタ式改善」注1は,もともと製造現場で培われた改善手法だが,今ではすかいらーくや中部国際空港,日郵政公社など業種を問わずに導入が進んでいる。ITの現場も例外ではない。この1~2年で,富士通NECNTTデータなどが相次いで開発・運用の現場にトヨタ式改善を取り入れた。 業務改善のコンサルティングを手掛けるチーム・ワーカーの面地誠二氏(代表取締役社長)によれば,トヨタ式改善の質の一つは「ムダ取り」にあるという。家のトヨタ自動車は,「作りすぎのムダ」や「不良のムダ」「在庫のムダ」など製造現場で生まれる「七つのムダ」を定義し,それらを徹底的にそぎ落とす対策を何重にも打っている。 ただしこれは製

    業務のムダをそぎ落とす カンバン,自働化,アンドン
  • “カイゼン”は果たして業務か

    「『カイゼン』は業務,残業代全額支払い」という記事が,2008年5月22日付の新聞各紙に掲載された。「トヨタ自動車は21日,生産現場の従業員が勤務時間外にグループで取り組む『カイゼン』活動について,残業代を全額支払うことを決めた。月2時間までとする残業代の上限を撤廃する。『自主的な活動』としてきたカイゼン活動を『業務』と認定する」(朝日新聞2008年5月22日付)。 トヨタ以外にも,大手企業は従業員のQC活動を勤務時間内に取り組むように徹底したり,(上司の許可を得れば)残業代を支払ったりする方向にある(日経済新聞2008年5月23日付)。この背景には,昨年12月に『愛知県豊田市の堤工場の元従業員の男性(当時30)が急死したのは過労だったと認める名古屋地裁判決が確定。判決はQC活動の時間も「使用者の支配下における業務」と指摘。トヨタは対応を迫られていた』(朝日新聞2008年5月22日付)こ

    “カイゼン”は果たして業務か
  • リーダー人材の対人スキルを定義、題材に過去のトラブル事例を活用

    山之内製薬と藤沢薬品工業が合併して誕生したアステラス製薬。医療機関向け医薬品が中心で、業績は今のところ好調だ。だが国際的に競争は激化。生き残りのために新薬開発の強化が課題だ。そこで、新薬開発を担うリーダー育成の強化に着手した。今年度で既存リーダーへの研修を終え、来年度は候補者育成に取り組む。 製薬会社の成長力は新薬開発プロジェクトがいかにうまくいくかにかかっている。特に、薬価引き下げが相次ぐ国内市場より、欧米市場で通用する薬をどれだけ持てるかが業績向上の鍵を握る。アステラス製薬は免疫抑制剤「プログラフ」などが海外で好調で、海外売り上げ比率は約半分に達している。さらに2015年ごろの発売を見込む抗血栓薬の新薬を欧米で臨床実験するなど、グローバル体制を推し進めている。 そこでアステラス製薬で新薬開発を担当する開発部は、2005年から新たなリーダー育成策を実施した。 従来からも全社的にコーチン

    リーダー人材の対人スキルを定義、題材に過去のトラブル事例を活用
  • 第1回 見当違いな「見える化」

    最近の「見える化」の議論は,BI(ビジネス・インテリジェンス)などシステムの話に終始しがちだ。だが残念ながら,不ぞろいで鮮度が低いデータばかり集めても実際の経営判断には使えないし,次のアクションにつながらない情報には一片の価値もない。当に役立つ情報を提供し,効果的な経営管理を実現するには,従来の「見える化」の先にあるものを目指す必要がある。企業グループの経営管理には特に重要だ。 酒井幸良,村田達紀 NTTデータビジネスコンサルティング 経営管理のキーワードの1つとして,「見える化」に注目が集まっている。「見える化」にはいろいろな捉え方があり,生産現場の“アンドン”のことを指していたり,業績管理制度を指したりすることもあるが,ここでは「経営の見える化」として考えていきたい。 最近の「見える化」の議論では,データ・ウエアハウス,BI(ビジネス・インテリジェンス),OLAP(オンライン多次元分

    第1回 見当違いな「見える化」
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