図1は、マクロメディア社が提供しているFlexによって開発されたBtoCのショッピングサイトの画面例だ。Webブラウザと、ブラウザにプラグインされたFlash Playerが表示を行っている。一見すればきれいにデザインされたショッピングサイトというだけの印象だが、並んでいる商品のアイコンをクリックすると同一画面上に個々の商品の詳細が表示され、「Add to Cart」ボタンを押せばやはり同じ画面上に明細が金額と一緒に表示される。さらにカートへの商品追加を繰り返せば、明細リストが増えていき、合計金額がそれに応じて増えていく。従来のHTMLベースのショッピングサイトなら、ここまでの操作を行うだけでもいくつかの画面遷移が必要なはずだ。 この画面で購入商品が決まったら、次には清算の手続きに入る。クレジットカード番号の入力などの操作が必要になるのだが、従来のサイトではこの段階でやや複雑化する操作が嫌