「変化に強いシステム整備が重要に」、三菱東京UFJ銀とJFEスチールのシステム部門長が対談企業を取り巻く環境変化が激しい時代、IT部門はどのようなシステムを構築すべきなのか－－。3月6日、こうしたテーマで、三菱東京UFJ銀行の根本武彦 執行役員システム部長（写真1）とJFEスチールの菊川裕幸システム主監（写真2）による対談が開催された。東京・赤坂で開催されたイベント「IBM Information On Demand Conference 2008」のパネル・ディスカッションである。 三菱東京UFJ銀の根本執行役員は、「金融自由化の時代を迎え、異業種を含む他社とのシステム連携が必要なケースが急速に増えている。経営戦略の選択肢を増やすために、社外との接続や機能の変更が柔軟かつ迅速にできるシステム・アーキテクチャを確保しなければならない」と述べた。 JFEスチールの菊川主監は、「旧川崎製鉄と旧NKKの経営統合を体験したが、まさか自分の会社が他社と合併するとは思っていなかった」との経
