前回はインドのオフショア事情を紹介したが、今回はベトナムにおけるオフショア開発事情やベトナムの気質など幅広く紹介する。 ベトナムにおけるオフショア開発は、2~3年ほど前から「アツい」と注目されています。 しかし残念ながら、いまのところ「アツく爆発的に広がる」という状況ではなく、“大手を中心にジワりと広まりつつある”というのが現状です。そんなベトナムオフショアの魅力と、付き合う際のポイントをこれから数回に分けてお伝えします。 オフショア開発国としてベトナムが台頭してきた 中国における反日デモや、病気の蔓延(まんえん)などによる機能停止(または縮退運転)という事態が起きた際に、「中国への一極集中リスクに対する回避地」として、ベトナムが注目されるようになりました。 ベトナムは小中国といわれるほど、中国漢字文化圏の影響を受けていながら国全体が日本を向いており、逆に中国に対しては対中デモが行われるな
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