米マイクロソフトは先日,次期Webブラウザ「Internet Explorer(IE)8」のベータ1を公開した(関連記事)。ベータ1版では,開発者向けツールやその他機能が多くの関心を集めたが,ほかにも注意しておくべき新たなセキュリティ機能と懸念が存在する。 新しいセキュリティ機能の一つに「ドメイン強調表示」がある。URLのうちドメイン名以外の部分をトーンダウンして表示する機能だ。 フィッシング・サイトは,しばしばスクリーンショットで示したようなドメイン名を使う。こうしたドメイン名には,ユーザーがアクセスしようとしているWebサイトのURLに似せた文字列が含まれているため,ユーザーが本物のWebサイトと誤解することがよくある。ユーザーがWebブラウザをIE 8にアップグレードし,このドメイン強調表示による保護機能を意識するようになれば,フィッシング・サイトを避けるのに役立つだろう。「Fire
![IE 8のセキュリティ機能とそれによって生じる懸念](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)