CRUD図を利用して発注者とレビューをされたご経験はありますか? CRUD図というと一般的には以下のような図をイメージされるのではないでしょうか。 このCRUD図を使って,機能とデータの抜け・漏れや処理の集中,不完全な分割などがないかどうかを検証する「CRUD分析」で発注者に確認したいことが発生したときに,CRUD図をそのまま見せても,発注者はなかなか理解しずらいものです。 確認したい内容に絞り込んだ表を作成する そこでCRUD図をそのまま発注者に見せるのではなく,以下のようにアレンジしたCRUD図を作成してみましょう。 この図のポイントは以下の通りです。 ・申請書作成や承認といった処理のタイミングごとに,各エンティティの作成,参照,更新,削除があるかどうかを表した表形式にする。 ・確認したいエンティティとタイミングのみ記載する。 ・エンティティの数が多い場合は分類する。 ・作成,参照,更