●第二十八回 「星葬ドラグニルという戦い~その2~」 今回も前回に引き続き『星葬ドラグニル』のお話です。 前回はおもにアプリ容量に関して話しましたが、今回は商品販売のしかた“マネタイズ”について書きたいと思います。『星葬ドラグニル』は運営を行わない、落とし切りのスマホRPGとしては初めての“序章無料+章配信販売+ブーストアイテム販売”の課金形態をとっています。いわばこれもF2P(フリートゥプレイ)のコンテンツになります。これまでは、この規模の内容とクオリティーの作品をリリースする場合『ケイオスリングス』のように、1500円や2000円というアプリの中でも最高額で買い切っていただく形式をとっていました。つまり本作で「最高額から0円」へと一気呵成にパワーシフトを起こしたというわけです。 この作品は序章だけ無料なのですが、プレイ時間にして平均2時間は遊べる構造になっています。『ケイオスリングス』