CEDECセッションアーカイブ 過去のCEDECのセッション資料はCEDiLでご確認いただけます。(会員登録は無料です) ご不明点などございましたら、cedecspeaker@cesa.or.jp へ遠慮なくお寄せ下さい。 Copyright (c) 2010 Computer Entertainment Supplier's Association. All rights reserved.
ホーム > CESAゲーム開発技術ロードマップ CESAゲーム開発技術ロードマップについて 1.目的 ゲーム開発に関わる様々な技術における最新の動向と、近い将来に活用される可能性のある内容をロードマップとして紹介し、ゲーム開発者、関連する業界者、研究者の活動指針として役立てる。 2.概要 ゲーム開発ロードマップは、CEDECの開発関連ジャンル(プログラミング、ビジュアルアーツ、ゲームデザイン、サウンド、ネットワーク)ごとに設ける(今後必要に応じて見直す)。 CESA技術委員会およびCEDECアドバイザリーボードにて協議して作成する。 ターゲット層は、ゲーム開発に関わる者、関連業界に従事する者、関連するアカデミック分野の研究者または学生とする。 毎年1回CEDEC開催に合せて発表し、継続に情報を提供する。 3.表記 表記にあたっては可読性、および改訂の継続のしやすさを重視する。すなわち、網羅
CEDECにはあいにくと行けなかったのですが、ネット上での報道がハンパないおかげで、おそらく3日間足繁く通ったとしても漏れがありそうな(満員御礼の講演も多かったそうで)ばく大な情報が、プロのライターさん達のフィルタを通すことで圧縮して得られるんですよね。いい時代というよりは、CESAさんのオープン戦略の勝ちといったところでしょうか。 で、ざっと読んだ感想のまとめとしては、「元気のない国内ゲームよ、がんばれ!」と景気のいいメーカーがそうでもないメーカーの背中を叩いて励ましてる感じですね。まだ日本のゲームは負けてないんだ、とジャングルの奥で竹やり持ってがんばってる人たちに、もう戦争は終わったんだよ……と“敗戦”を認めさせたうえで、焼け跡から再スタートしようよと。 だから『ドラゴンクエストIX』の大ヒットをお祝いして、景気づけるのも悪くはないと思うんです。たとえカラ元気でも元気のうちと言いますし
注目のスクリプト言語「Squirrel」。株式会社スクウェア・エニックスの北出智氏と神尾隆司氏は、Wiiウェア『光と闇の姫君と世界征服の塔 ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル』(以下、『光と闇の姫君』)の開発における実例を解説します。 『光と闇の姫君』は、『小さな王様と約束の国 ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル』(以下『小さな王様』)に続く作品。アクティブタイムバトルシステム(ATB)風の戦闘が加わるなど、内容は大きく変化しています。開発は引き続きゲーム部分をSquirrel、システム部分にC++を使用する形式。特にC++の部分はかなりの部分が流用されているといいます。 Squirrelはゲーム開発を想定して作られたスクリプト言語。『小さな王様』『光と闇の姫君』『X-Blades』など様々なゲームで使用されており、Luaよりも使い勝手が良いとのこと。 『光と闇の姫君』
ニンテンドーDS用ゲーム『シグマハーモニクス』ではゲームと音楽の融合が行われました。株式会社スクウェア・エニックスの開発部サウンド室の鈴木 光人氏、プランナーの佐藤 泰弘氏がその開発秘話を公開しました。 『シグマハーモニクス』は独特のバトルシステムを採用しています。音楽に合わせてゲージが上昇し、満タンになるとコマンドが使用できるようになるのです。 勇ましい曲は早くゲージが上がるなど、曲のイメージがゲージの増加速度に直結するため、サウンドへの曲の発注は通常よりも配慮が必要だったといいます。 音楽とゲージの増加がシンクロさせるためには、音の波形を数値化して「どれくらいゲージが上がるのか」を指定する必要があります。 この作業には当初フリーソフトが使用されていましたが、「バグ対応に不安がある」(フリーソフトは作者の善意で作られているものなので、バグを報告しても対応されるかどうかは状況次第)、「フリ
[CEDEC 2009]デベロッパがパブリッシャを“使う”時代? イメージエポックの御影良衛氏が語る「提案型ゲーム開発」とは? 編集部:TAITAI 「セブンスドラゴン」や「ルミナスアーク」などの開発元として知られるイメージエポックの代表取締役の御影良衛氏が「現代の日本におけるゼロメイクの提案型ゲーム開発とは」と題された講演を行った。 新興のデベロッパであるイメージエポック社は,設立(株式会社化)からまだ4年という非常に若いゲーム会社。社長の御影氏にしても,なんとまだ20代という若さである。 新進気鋭の若手社長,そしてイメージエポックは,ゲーム業界での生き残りをかけて,どういった戦略を打ち出していくのだろうか。これからの時代の日本のゲームデベロッパがどうあるべきか,何を目指していくべきなのか。イメージエポック自身の戦略を例に挙げなら,御影氏の考えが語られた。 御影氏ははじめに,「ゲームデベ
[CEDEC 2009]大域照明や音声認識など,スクウェア・エニックスの「職人技」を不要にする自動化最前線 編集部:aueki スクウェア・エニックス研究開発部開発ディレクター藤井栄治氏 CEDEC最終日,スクウェア・エニックスの研究開発部による「Natural Expression 自然な表現を目指す」と題した講演が行われた。 最初に登壇したのは開発ディレクターの藤井栄治氏。まずは,なぜNatural Expressionが重要なのかについて語った。 Natural Expressionを直訳すると,そのまま「自然な表現」となるのだが,Naturalの意味として「加工されていない」というものを強調していたことから,加工されていない→手を加えなくていいようなデータを自動生成していくことを目指すもののようだ。 つまり,スクウェア・エニックス社内には,職人級の優秀なアーティストや技術者がいるわ
ゲーム開発者の祭典『CEDEC 2009』が9月1日から9月3日にかけて開催された。今年は神奈川県・パシフィコ横浜の会議センターに場所を移して規模を拡大。経済産業省や大学機関と連携してプロフェッショナルの開発者以外に入場無料の学生版 CEDEC 業界研究フェアが同時開催された。 ゲーム業界外から専門家を招いたCEDEC 2009 CEDECでは、連日にわたって業界関係者や専門家を招いた基調講演が行われる。今年の基調講演は、初日が「顔学」などで知られる東京大学名誉教授の原島博氏、2日目は「機動戦士ガンダム」など日本アニメの創成期から現在まで多数の作品を手掛けてきたアニメーション監督の富野由悠季氏、そして最終日には「ドラゴンクエスト」で有名なゲームデザイナーの堀井雄二氏を中心にスクウェア・エニックスからプロデューサーの市村龍太郎氏、同社ディレクターの藤澤仁氏の3名が登壇した。 初日と2日目を担
[CEDEC 2009]モバイルゲームの世界で「漫画家と出版社の関係」を作りたい ライター:米田 聡 ゲームにおける「漫画家と出版社の関係」を作りたい 「年収1000万円超を稼ぐモバイルゲームのつくりかた」と題されたこのセッション。なんともナマな感じのするタイトルだが,担当したのはモバイルゲームのダウンロードサイトアプリゲットを運営するスパイシーソフトの山田元康氏だ。 スパイシーソフト 代表取締役社長 山田元康氏 2001年にNTTドコモの一部携帯電話で「iアプリ」と呼ばれるサービスが開始された。これは,ご記憶の読者も多いだろう。一部の機種でJavaで書かれたプログラムが動作するというサービスで,現在もゲームをはじめとする数多くのアプリケーションが利用されている。 サービス開始当時,筆者も技術的な興味からiアプリをいじっていたことがあるのだが,スパイシーソフトを経営する山田氏も同様だったそ
[CEDEC 2009]すでに次世代ゲーム機対応に動き出しているCrytekの見据えるもの 編集部:aueki Crytek Carl Jones氏 CEDEC2日めに,CrytekのCarl Jones氏による「Crytek社ゲームグラフィックスの将来に向けて! Future of Gaming Graphics」と題する講演が行われた。Crytekといえば,CryENGINE 2やCrysisで知られている。Crysisの映像はいまだにさまざまな意味で最先端を走っており,グラフィックスが,この水準まで達しているゲームがほかにあるかと考えるとちょっと思いつかない。 普通のグラフィックスだけでも並ぶモノがなさそうなのだが,高精細で描かれたゲーム内のオブジェクトが任意に破壊できたりと,ゲームシステムも只者ではなく,こう考えると,ますます独走で未来を突っ走っている感がある。そんなゲームを支えて
●ワールドワイドタイトルとは、世界共通のおもしろさをもった商品のこと CESAデベロッパーズカンファレンス(CEDEC)2009が、2009年9月1日~2009年9月3日の3日間、神奈川県のパシフィコ横浜、国際会議センターで開催されている。このCEDECは、社団法人コンピュータエンタテインメント協会(CESA)により毎年開催されている、ゲーム開発者向けの講演会。11年目を迎える今回は、2008年の約1.5倍のセッション数が用意されるなど、大きく規模を拡大して行われている。この“新生CEDEC”の模様をリポートする。 ▲バンダイナムコゲームスの本山博文氏。プレイステーション2用ソフト『アーバンレイン』やニンテンドーDS用ソフト『パンダさん日記』などをプロデュース。 開催初日に行われたバンダイナムコゲームスのコンテンツ制作本部第一企画ユニット、企画一課 本山博文氏による“ワールドワイドタイトル
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