中国政府は9日、ブラジルと共同開発した資源探査衛星を載せた「長征4号B」ロケットを太原衛星発射センター(山西省)から打ち上げたが、衛星を予定した軌道に乗せることに失敗した。国営新華社が伝えた。
中国政府は9日、ブラジルと共同開発した資源探査衛星を載せた「長征4号B」ロケットを太原衛星発射センター(山西省)から打ち上げたが、衛星を予定した軌道に乗せることに失敗した。国営新華社が伝えた。
【2013年12月3日 中国国家航天局/Spaceflight Now】 日本時間2日未明、中国の月探査機「嫦娥3号」が打ち上げられた。同国初の月探査車を搭載し、6日に月に到着する予定だ。 12月2日午前2時30分(日本時間)、中国四川省の西昌衛星発射センターから月探査機「嫦娥3号」が打ち上げられた。同機は約20分後に長征3Bロケットから切り離され、月に向かう軌道に投入された。 嫦娥3号は12月6日に月周回軌道に投入され、14日に月の表側南西部(地球から見て左上)の「虹の入り江」に探査車「玉兎」を着陸させる予定だ。中国初の月着陸機となる玉兎は重さ140kgで、搭載されたレーダーや分光観測装置で月面の岩石や土の組成を調査する。 〈参照〉 Spaceflight Now: Long March rocket blasts off with Chinese lunar rover 〈関連リンク〉
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【北京=林望】中国の無人月探査機「嫦娥(じょうが)3号」が2日未明、四川省の西昌衛星発射センターから打ち上げられた。搭載した無人探査車「玉兎号」などによる初の月面着陸を目指しており、成功すれば旧ソ連、米国に次いで3カ国目。将来の有人月面探査に向け、大きな一歩となる。 国営新華社通信によると、嫦娥3号は2日午前1時30分(日本時間同2時30分)、「長征3号B」ロケットで打ち上げられ、予定の軌道に入った。月面着陸はおよそ10日後の予定。「玉兎号」による地質・資源調査のほか、搭載した望遠鏡が月からの天体観測もする。 中国は2007年に初の月探査衛星「嫦娥1号」を打ち上げ、10年には「嫦娥2号」が、月を周回飛行しながら鮮明な月面の立体写真の撮影に成功。月面着陸への準備を整えてきた。香港紙などによると、30年までに有人の月面着陸を実現させる計画だ。
【北京=牧野田亨】中国国営新華社通信によると、中国政府は2日午前1時半(日本時間同2時半)、中国初の月面着陸を目指す月探査衛星「嫦娥(じょうが)3号」を四川省の西昌衛星発射センターから打ち上げた。 衛星は予定の軌道に乗り、打ち上げは成功した。今月中旬に月面着陸を試みる予定。着陸に成功すれば旧ソ連、米国に次いで3番目となり、宇宙大国を目指す中国にとって大きな一歩となる。 嫦娥3号は無人の月面探査機「玉兎(ぎょくと)号」を搭載している。着陸後、玉兎号は地球上からの遠隔操作も受けながら、約3か月かけて月の地質構造や資源の分布などを調査するという。 中国の月探査計画は無人衛星の「周回―着陸―回収」の3段階に分かれており、2007年10月に嫦娥1号の打ち上げに成功した。嫦娥3号は第2段階の中核となる。20年前後に月面のサンプル回収を行うほか、25年前後には月への有人着陸も視野に入れている。
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