プロ野球セントラル・リーグは10日、読売巨人軍が2年連続32度目(1リーグ時代を含め41度目)の優勝を決めた。 優勝マジックを「2」としていた巨人は、神宮球場で行われたヤクルト戦に3―1で勝ち、2位の阪神が横浜に敗れた。 巨人の連覇は1989、90年以来で、セ・リーグでは92、93年のヤクルト以来。原辰徳監督(50)は3度目のリーグ制覇。巨人は上位3チームによるクライマックスシリーズに出場し、2位・阪神と3位・中日の勝者と、日本シリーズ進出をかけて第2ステージ(22日開幕、東京ドーム)で対戦する。 6年ぶりの日本一奪回とリーグ連覇を目指した今季の巨人は、開幕5連敗と出足でつまずいた。7月8日には首位を独走していた阪神に13ゲーム差をつけられたが、若手の積極的な起用で勢いをつけて反撃に転じた。9月には球団として32年ぶりの12連勝を記録し、阪神との一騎打ちに持ち込んだ。 13ゲーム差を逆転し