羅老号:「ロシアが製造したボルトの欠陥で爆発」 羅老号 航空宇宙研究所が結論、来月からロシア側と共同で検証 確認が終われば来年中に3回目の打ち上げ 韓国初の宇宙ロケット「羅老号」の2回目の打ち上げが失敗した原因を調べてきた韓国の航空宇宙研究所(以下、航宇研)は、ロシアが製造した1段目と2段目ロケットの分離ボルトに欠陥があったことが原因との結論を下した。 今年6月10日に2回目の打ち上げが行われたが、羅老号は打ち上げから137秒後に上空で爆発した。羅老号は、人口衛星が搭載された2段目は韓国側が、宇宙にまで打ち上げる1段目(下段部)はロシアが製造した。 19日に教育科学技術部と航宇研が発表したところによると、航宇研はコンピューターを利用したシミュレーションや模型などによる実験を通じ、1・2段ロケットの分離部位にある八つのボルトのうち一つが問題を起こしたとの結論を下した。この分離ボルトは打ち上げ