クリックして拡大する国際宇宙ステーションから撮影した、最後のスペースシャトル「アトランティス」の大気圏突入時の光跡(NASA提供) 最後の米スペースシャトル「アトランティス」が、地球帰還の直前に大気圏に突入して光り輝く姿を、高度約400キロの国際宇宙ステーションに滞在する飛行士が撮影し、米航空宇宙局(NASA)が22日、公開した。 目の下に見える地球に向かって、高度100キロ前後で大気圏に突入し輝くアトランティスの光跡が写し取られている。写真からはどちらの向きに突入したかは読み取れない。 ステーションには古川聡さんが滞在中。たまたま、着陸地の米フロリダ州ケネディ宇宙センターの上空を飛行する軌道にいたため撮影が可能となり、30年間にわたるシャトルの歴史でも前例のない写真となった。