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2015年12月2日のブックマーク (8件)

  • 「はやぶさ2」の地球スイングバイ軌道が確定しました

    「はやぶさ2」は、12月3日の地球スイングバイに向けて、順調に運用されています。11月には2回の軌道補正マヌーバ(TCM1とTCM2)を行いましたが、現在まで精密軌道決定を行ってきました。その結果、地球スイングバイ軌道が確定しました。 ※軌道そのものは、12月1日に公開した軌道から変更はありません。 ※地球スイングバイの概要につきましては、以前の記事をご参照ください。 確定されたスイングバイ軌道から、「はやぶさ2」の直下点の位置を計算したものを図1に示します。 図1 「はやぶさ2」の直下点の軌跡。軌跡上の白丸は、1時間おきの位置である。(直下点とは、「はやぶさ2」と地球中心を結ぶ点が地表と交わる点のことである。)(©JAXA) 図1に示す直下点の軌跡は複雑な曲線になっていますが、これは、地球が自転しているためです。地球に対する「はやぶさ2」の軌道は、図2に示しますように、地球の北極の方向か

  • 11月26日,TCM2時の管制室 | こちら「はやぶさ2」運用室 | JAXA はやぶさ2プロジェクト

    前日にナビゲーションチームから提供された軌道決定結果は,想定通り. 軌道計画チームは,軌道修正量が小さいことから,11月3日のTCM1の時とは異なり,今回はスラスタ噴射を2回で実施することを決めた. -X方向と-Z方向に1回ずつ.その「ベクトル和」で,望みの軌道修正を実現する. 今回は軌道制御の正確さにこだわり,TCM1の時に把握したスラスタ性能の小さなクセも反映した. 11月26日午前8時,臼田局が,正常に入感. いつもは4名程度で運用しているはやぶさ2も,今日は15名ほどが管制室に詰めている. 姿勢正常.ドップラー計測正常.探査機ステータス問題なし. 運用を統括するのはスーパーバイザー.スーパーバイザーの指示により,コマンダーが2回のスラスタ噴射コマンドをまとめてはやぶさ2へ送信.この指令は時限式で,指定した時刻にスラスタが噴射されることになる. 全てのコマンドが正常に探査機に到達した

  • 金星探査機「あかつき」の旅路 - 軌道で見るあかつきの5年間 | ファン!ファン!JAXA!

    2015年12月7日、いよいよ金星探査機「あかつき」の金星軌道への投入が行われます。2010年に軌道投入に失敗してから5年ぶりの再挑戦です。今回は、あかつきがたどってきた旅路、その軌道から5年間の旅と、いよいよ迎える2度目の金星軌道への投入のプロセスを見てみたいと思います。 さて、あかつきの軌道の説明をする前に、1つだけルールを覚えて下さい。探査機や人工衛星にかぎらず、惑星や衛星の軌道にはいくつかルールがあります。これは物理法則が決めているもので、破ることはできません。今回あかつきの軌道をおおざっぱに理解する上で覚えておいて欲しいルールは1つだけです。 探査機や惑星が軌道を周る速度は、中心の星に近ければ速く、遠ければ遅くなります。逆に、周回速度を速くしようと思えば、中心の星に近づかなくてはいけませんし、周回速度をゆっくりにしようと思ったら、遠ざからなければなりません。中心の星に近い位置でゆ

    金星探査機「あかつき」の旅路 - 軌道で見るあかつきの5年間 | ファン!ファン!JAXA!
  • 探査機の軌道をシミュレーションで体感 | ファン!ファン!JAXA!

    12月3日の「はやぶさ2」地球スイングバイ、12月7日の「あかつき」金星周回軌道投入と、深宇宙探査機のミッションがつづきます。 地上から探査機を直接肉眼で見ることはできません(※1)。でも、パソコンに探査機の旅路である「軌道」を表示させて、探査機の旅の様子を見ることができるんです! そこで、いま世の中に公開されているソフトウェアをいくつかピックアップしてみました(※2)。「はやぶさ2」のみ対応のもの、「はやぶさ2」「あかつき」の両方に対応しているものがあります。 パソコンの操作が得意なかたは、シミュレーションソフトで深宇宙の旅を感じてみてください。

    探査機の軌道をシミュレーションで体感 | ファン!ファン!JAXA!
  • JICA-JAXA 「だいち2号」を用いた森林変化検出システム構想を発表 | JAXA 第一宇宙技術部門 地球観測研究センター(EORC)

  • はやぶさ2 進路変更であす地球に接近 NHKニュース

    生命の起源を探ろうと、小惑星「Ryugu(りゅうぐう)」を目指して飛行している日の探査機「はやぶさ2」が地球の重力を利用して進路を変えるために、3日、地球に接近します。この際、地上から撮影できる可能性があることから、全国の科学館などが撮影に挑戦する予定です。 「はやぶさ2」は、地球と火星の間で太陽の周りを回っている小惑星「Ryugu」を目指して格的な飛行に移ることになり、3日午後7時ごろ、地球の重力を利用して、加速しながら進路を変える「スイングバイ」を行う予定です。 これを前に、神奈川県相模原市にあるJAXA=宇宙航空研究開発機構の管制室では、「はやぶさ2」の状態などに問題がないか、最終的な確認が進められました。 JAXAによりますと、「はやぶさ2」は、スイングバイを行う際に、地球の上空およそ3100キロまで接近することから、日国内の地上から撮影できる可能性があります。撮影の可能性が

  • 情報収集衛星、4機から10機に拡充検討へ 宇宙政策案:朝日新聞デジタル

    内閣府の宇宙政策委員会は2日、宇宙基計画に基づく工程表改訂の最終案を明らかにした。4機体制で運用している情報収集衛星を10機体制へ拡充することを検討する方針を初めて明記。また国際宇宙ステーション(ISS)計画の2024年までの参加延長について、日米協力の合意を前提に認めることにした。 近く開かれる政府の宇宙開発戦略部(部長・安倍晋三首相)で決定する。 情報収集衛星は総額1兆円以上を投じた事実上の偵察衛星。光学衛星2機と、夜間でも撮影できるレーダー衛星2機の計4機体制で、地球上のあらゆる地点を1日1回以上撮影できる。撮影頻度を上げるため、開発中のデータ中継衛星を加えた5機を倍増させることを新たに検討する。 宇宙政策は近年、安全保障への… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記

    情報収集衛星、4機から10機に拡充検討へ 宇宙政策案:朝日新聞デジタル
    iwamototuka
    iwamototuka 2015/12/02
    「また国際宇宙ステーション(ISS)計画の2024年までの参加延長について、日米協力の合意を前提に認めることにした。」
  • 【動画】H2A最新ロケットを公開 年明けにも衛星打ち上げ(1/2ページ)

    公開されたH2Aロケット30号機のコア機体=1日午後、愛知県飛島村の三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所飛島工場(村聡撮影) 来年1~3月に打ち上げが予定されているH2Aロケット30号機の機体の中心部分を1日、三菱重工業が飛島工場(愛知県飛島村)で報道陣に公開した。国産ロケットで初めて商業衛星を打ち上げた29号機に続く最新号機で、宇宙航空研究開発機構(JAXA=ジャクサ)のX線天文衛星「ASTRO(アストロ)-H」を搭載する。 公開されたのは、全長約53メートル、直径約4メートルの機体の中心部分で、長さ約37メートルの1段目と約11メートルの2段目。主エンジンのほか燃料の液体水素などのタンクで構成される。4日に同工場から搬出され、種子島宇宙センター(鹿児島県)に輸送。打ち上げに向けて組み立て作業に入る。

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