Intel,初の6C12TモデルなどノートPC向け第8世代Coreプロセッサを発表。デスクトップPC向け下位モデルの拡充も ライター:米田 聡 北米太平洋時間2018年4月3日0:01,Intelは第8世代Coreプロセッサのラインナップ拡充を発表した。今回加わった新シリーズの概要は以下のとおりだ。 ノートPC向けH-Series: Coffee Lakeマイクロアーキテクチャ採用。6コア12スレッド対応モデルを含む ノートPC向けU-Series: Coffee Lakeアーキテクチャ採用,初のTDP 28Wモデル デスクトップPC向けS-Series: Coffee Lakeマイクロアーキテクチャ採用。TDP 65Wの通常電力モデルおよびTDP 35Wの低消費電力モデル 最大のトピックは,ノートPC向けとしては史上初となる6コア12スレッド対応CPUが登場することと,それに合わせてIn
Intel,Kaby Lake世代のデスクトップ&ノートPC向けCPUを一斉発表。第7世代Coreプロセッサ時代が本格的に幕を開ける ライター:米田 聡 2017年1月4日2:00(北米太平洋時間1月3日9:00),Intelは,「Kaby Lake」(ケイビーレイク)という開発コードネームで呼ばれてきた第7世代Coreプロセッサ34製品とノートPC向けXeon E3 v6計2製品を一斉に発表した。Intelは2016年8月に2コア4スレッド仕様でTDP(Thermal Design Power)が4.5W〜15Wの2-in-1もしくは薄型ノートPC向けとして第7世代Coreプロセッサ6製品を発表済みだが(関連記事),今回は,以下のとおり,すべての製品セグメントに対してプロセッサを用意してきている。 デスクトップPC向け「S-Series」(Kaby Lake-S):16製品 TDP 35
皆さま、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。ちなみにこれが掲載されているであろう元旦現在、筆者はまだ元旦を迎えておりません(泣)。 2016年はやっとプロセスの刷新があった時期で、Intel/TSMC/GLOBALFOUNDRIESというPCに関連するファウンダリがまともに14/16nm世代の製品を量産できるようになったことで、それぞれの製品が刷新されたわけだが、2017年もいろいろありそうな感じである。ということでまずはプロセスの概況から。 Intel - 14nm+プロセスのデスクトップ向け製品がまもなく登場 2016年のIDFで、Intelは14nm世代の新プロセスである14+について「さらっと」アナウンスを行った(Photo02)。これに関する話はこちらにもまとめたが、これは同社のFoundry Service向けのもので、従来の14nmプロセスと比較して1
皆さま、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。 ……とか書いてる今はまだ12月29日なんですけどね。それはともかく。2015年はProcessが不調な年であり、主要なチップメーカーがそろって新製品を出せずに苦労した年でしたが、これは2016年も続くことになりそうです。 半導体製造における"鍵"を握ってるのが「Process」という状況に変わりはありません。そんな訳で2016年のPCテクノロジートレンドもまずProcessから話をしていこうと思います。 編集注:PCテクノロジートレンドといえば、「スタッフの方の写真」ということで今回はスタッフ「まめっち」さんの写真をお送りいただきました。記事の各所にご登場いただいております Intel 14nmは落ち着きを見せるもまだまだ課題が 不調が続くIntelの14nm世代。Photo02~Photo04は2014年のInvest
Intel,Skylake-Kこと「Core i7-6700K」「Core i5-6600K」を発表。多くの仕様が謎に包まれたまま,Skylake時代が始まる ライター:米田 聡 カメラマン:佐々木秀二 Core i7-6700K いよいよ,第6世代Coreプロセッサが離陸する。 日本時間2015年8月5日21:00,Intelは,開発コードネーム「Skylake」(スカイレイク)と呼ばれていた新世代プロセッサのうち,「Skylake-K」シリーズに属する2モデル「Core i7-6700K」「Core i5-6600K」を発表した。同時に,対応チップセットとなる「Intel Z170」(以下,Z170)もリリースしている。 近年のIntelは,新世代CPUのリリースにあたって,モバイル市場向けを先行し,その後,デスクトップ向けも……というパターンになりつつあった。しかし,Skylake世
今回のチップセット黒歴史は、IntelのG965、正確にはG965に内蔵された「Intel GMA X3000」というGPUコアである。が、いきなり核心の説明を始めてもわかりにくいので、まずはここに至る歴史を説明しよう。 PCI Expressの実装に苦しむ Intel G900シリーズ 「Intel G965」は、Pentium 4~Core 2にかけて利用されてきたP4バス向けチップセットの1つである。このあたりは連載30回で触れている。このIntel 900世代、つまりIntel 915~Intel 975の世代は、P4バスをサポートし、メインメモリーとしてDDR2を利用することになっている。 Intel 900世代最初の製品は、2004年6月に登場したIntel 915/925シリーズで、以下のインターフェース周りの大改革が行なわれた。 実のところ、この世代で一番問題だったのは、P
Haswellを評価する 既報の通り、Intelは6月4日に、Haswellとして知られる第4世代Intel CoreプロセッサファミリーとIntel 8シリーズチップセットを正式に発表する(Photo01)。これにあわせて、Desktop向けのHaswellをあらかじめ評価する機会にも恵まれたので、レポートをお届けしたい。 ■2013年6月21日追記: 追加検証を実施しました 【特集】「Haswell」完全攻略!! (追加検証) - 内部解析で第4世代Coreの真実にさらに迫る http://news.mynavi.jp/special/2013/haswell2/ 21プロセッサ、8チップセット 6月4日に発表される製品はかなり多い。現時点で公表されているだけで、 プロセッサ:デスクトップ向け14品種+モバイル向け7品種 チップセット:デスクトップ向け5品種+モバイル向け3品種 がある
第4世代Coreプロセッサ「Haswell」,デスクトップPC向けモデルのスペックを整理してみる ライター:米田 聡 「Unlocked」版の製品ボックス。Unlocked版の詳細は後ほど 開発コードネーム「Haswell」(ハスウェルもしくはハズウェル)と呼ばれてきた第4世代Coreプロセッサの正式発表は6月4日が予定されているが,秋葉原ではデスクトップPC向け製品の深夜販売も始まっていたりと(関連記事),ほぼ解禁,といった状況だ。 そして,これに合わせてIntelは,販売の始まったデスクトップPC向けモデルを中心とする計15製品の主な製品スペックを明らかにした。ここでは,その概要をまとめてみることにしよう。 LGA1150パッケージで登場した デスクトップPC向けHaswell Intelは2012年の第3世代Coreプロセッサ,開発コードネームでいう「Ivy Bridge」(アイヴィ
皆様、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします……と書いている今はまだ2007年の年末。師走というか、師が全力疾走している感じで、果たしてこの原稿が間に合うのか大変にピンチであります。まぁ毎度のことなんですが。 今回のキーワードは昨年の「マルチコア」に加えて「45nm」。 PCに限らず、マルチコア構成はコンピュータ業界で非常に一般的になってきた。それも同種のコアを複数集積するのみならず、GPU(General-Purpose Processing Unit)+Acceleratorの構成を取るものが非常に多くなってきている。これはPC向けにも言え、Intel/AMD共にCPU+GPU(こちらはGraphic Processing Unit)の製品に舵を取り始める大きな転換の年となる。勿論2008年中にこうした製品が登場するか? といわれると、大変に微妙(多分出ない)である
Intel,「Ivy Bridge」こと第3世代Coreプロセッサを発表。29日に発売 編集部:佐々山薫郁 第3世代Coreプロセッサ 2012年4月24日11:00,Intelの日本法人であるインテルは,開発コードネーム「Ivy Bridge」(アイヴィブリッジ)として知られてきたCPUを,第3世代Coreプロセッサとして正式に発表した。 新世代プロセッサは,「Sandy Bridge」(サンディブリッジ)コアの第2世代Coreプロセッサを置き換える製品群となる。 ※2012年4月24日14:00頃追記 インテルは24日に報道関係者向けイベント「IAアップデート」を開催し,そのなかで第3世代Coreプロセッサのボックス版を29日(日曜)から販売すると発表した。 インテルの吉田和正代表取締役社長は,「22nmプロセスにより,高性能化と多機能化,低消費電力化を実現し,優れたユーザー体験を提供
Fusion APU「A-Series」のデスクトップPC向けモデル,ついに登場。ラインナップとアーキテクチャを確認しておこう ライター:本間 文 デスクトップPC向けA-Seriesのイメージ。ヒートスプレッダを外した状態のものとなっている 日本時間2011年6月30日13:01,AMDは,開発コードネーム「Llano」こと「AMD A-Series」(以下,A-Series)のデスクトップ向けFusion APU(APU:Acccelerated Processing Unit)を正式に発表した。同A-Seriesは,GLOBALFOUNDRIESの32nm High-k SOIプロセス技術を用いて製造されたメインストリーム向けのFusion APUである。 そのラインナップは次のとおりだ。 A8-3850/2.9GHz(4 CPUコア,400 GPUコア,TDP 100W,7月3日発
AMD,Fusion APU「A-Series」のノートPC向けモデルを正式発表。アブダビで開催された説明会の内容を基に,特徴を整理してみる ライター:本間 文 会場となったYas Marina Circuitのメディアセンター 日本時間2011年6月14日13:01は,AMDは,開発コードネーム「Llano」(ラノ)として知られてきたエントリー〜ミドルクラス市場向けFusion APU,「AMD A-Series」(以下,A-Series)を正式発表した。今回リリースされたのはノートPC向けモデルのみで,デスクトップ市場向けモデルはあらためて発表される見込みだ。 今回の発表に先立ち,AMDは,アラブ首長国連邦アブダビ市にある「Yas Marina Circuit」のメディアセンターにおいて,現地時間の2011年5月17日に,A-Seriesの技術説明会「Llano Tech Day」を開
[COMPUTEX]AMD,タブレット向けで消費電力6W以下のAPU「Z-Series」を公表。ハイエンド向けCPU「Zambezi」は90日以内に出荷開始 ライター:本間 文 会場のKelti Tower 速報記事でお伝えしているように,現地時間2011年6月1日,AMDは,台湾・台北市の「Kelti Tower」で報道関係者向け発表会を開催し,同社最新のAPU戦略を披露した。 最大の目玉は32nmプロセス技術を用いて製造される次世代Fusion APU「Trynity」(トリニティ,開発コードネーム)を公開したことだが,ほかにも次世代Brazosプラットフォームにタブレット端末向けAPU「Z-Series」を追加するなどトピックの多いものだった。そんな発表会の模様をお届けしよう。 タブレット向けAPUに「Desna」を追加 「Zambezi」は90日以内に出荷を開始する Trinity
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