バングラデシュ・テクナフで、ミャンマーから船で到着したロヒンギャを助けるバングラデシュ人の男性(2017年9月30日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / FRED DUFOUR 【1月22日 AFP】ミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)が隣国バングラデシュへの避難を余儀なくされている問題で、23日に始まる予定だったロヒンギャの帰還が延期されることが分かった。バングラデシュ側の当局者が22日、明らかにした。帰還途中の一時収容施設の準備や帰還者名簿の承認といった、膨大な作業が残っているためだという。 昨年8月、ミャンマー西部ラカイン(Rakhine)州でロヒンギャの武装組織が警察の検問所を襲撃したことをきっかけに、ミャンマー軍がロヒンギャの掃討作戦を実施。以後バングラデシュに避難したロヒンギャは約75万人に上っている。 バングラデシュの難民救済・帰還支援機関の