元号「令和」の発表から1日で1年を迎えたことについて、元号を発表した菅官房長官は、多くの国民から好意的に受け入れられているとして、今後も、日本人の生活に深く根ざしていくことに期待を示しました。 菅官房長官は去年の4月1日、総理大臣官邸で元号「令和」を発表しました。 これについて菅官房長官は午後の記者会見で「『もう1年が過ぎたのかな』という思いだ。細心の注意を払いながら準備を進めたが、多くの国民から好意的に受け入れていただいており、ほっとしている。初めての国書で、国民になじみの深い万葉集からの引用であることもよかったのではないか」と述べました。 そのうえで「わが国の元号は1400年近い歴史を有しており、長い歴史の中で日本人の日々の生活に溶け込み国民の心理的一体感の支えにもなっている。今後も、令和が広く国民に受け入れられ、日本人の生活に深く根ざしていくことを願っている」と述べました。