キプロス・パフォス近郊の猫の救助センター「タラキャッツ」にいる野良猫(2021年1月5日撮影)。(c)Etienne TORBEY / AFP 【1月23日 AFP】地中海の島国キプロスの美しい丘にある保護施設で、コロナ禍で急増する野良猫の面倒をボランティアらがみている。 キプロス南西部パフォス(Paphos)近郊にある猫の救助センター「タラキャッツ(Tala Cats)」を営むドーン・フット(Dawn Foote)さん(48)は、置き去りにされた元飼い猫が3割ほど増えたと嘆いた。 フットさんによると、経済状況が厳しくなる中、キプロスに多い外国人や二地域居住者らの中には家を引き払い、帰国した人々もいる。 フットさんは島全体で捨て猫が増えていることについて、「悲痛なことです」とAFPに語った。住民が餌代や動物病院の治療費を払う余裕がなくなったことも一因だという。 キプロス政府は新型コロナウイ