ジンバブエのワンゲ国立公園を歩くアフリカゾウ(2012年11月19日撮影)。(c)MARTIN BUREAU / AFP 【4月27日 AFP】アフリカ・ジンバブエの野生生物当局は26日、収入を確保するため、ゾウの狩猟権を今年は最多で500頭分販売すると発表した。アフリカゾウの1種は数週間前、絶滅の恐れが最も高い「深刻な危機(CR)」に分類されたばかり。 ジンバブエ国立公園野生生物管理局の広報担当者はAFPに対し、ゾウの狩猟は4月から10月の雨期に許可されていると述べ、新型コロナウイルスの流行で経済的打撃を受けている今年は、ゾウ狩りからの収入が特に重要だと説明。「最多で500頭のゾウを狩猟する許可を得ており、それで収入を上げる」 広報担当者によると、ゾウ狩りには追跡係、防衛要員、料理人などの補助要員が必要で、1頭を狩るのに最大1万ドル(約110万円)の費用がかかるが、それを補って余りある稼