左派連合が勝利 首相辞意、与党は第2勢力に―仏総選挙、極右は最終盤で失速 時事通信 外信部2024年07月08日11時09分配信 7日、フランス西部レンヌで喜びをあらわにする左派野党連合の支援者(AFP時事) 【パリ時事】7日行われたフランス国民議会(下院、定数577)総選挙の決選投票は即日開票の結果、政権が強行した年金改革の廃止などを訴えた左派野党連合が事前の予想を覆し、最多議席を獲得して勝利した。マクロン大統領の中道与党連合は第2勢力に後退。過半数を目指した極右野党・国民連合(RN)は選挙戦最終盤に失速した。 極右沈黙、左派歓喜 仏総選挙で明暗 開票作業は8日未明までにほぼ終了。仏各メディアによると、左派が約180議席(改選前149)、与党が約160議席(同250)、RNが143議席(同88)を確保した。 左派連合の最大政党「不屈のフランス」を束ねるメランション氏は7日、「大統領は敗北