Heads on: Apple’s Vision Pro delivers a glimpse of the future
![IT news, careers, business technology, reviews](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1bfdebacc97b2f4bd86030bb24cf8cb328ff1688/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fidge.staticworld.net%2Fctw%2Fcomputerworld-logo300x300.png)
Heads on: Apple’s Vision Pro delivers a glimpse of the future
by Gartner イェフィム・V・ナティス VP兼最上級アナリスト エリック・ニップ シニアリサーチアナリスト 飯島 公彦 リサーチVP 米セールスフォース・ドットコムの「Force.com」に代表される「APaaS(アプリケーション・プラットフォーム・アズ・ア・サービス)」は、アプリケーション開発が容易であり、そのアプリケーション実行環境は無制限に拡張可能であると同時に信頼性も高い。しかも中小企業に手が届く価格で利用可能だ。にわかには信じがたい話ではあるが、APaaSはクラウドコンピューティングにおいて、最も重要な役割を果たす。 クラウドコンピューティングとは、複数のユーザーが巨大なコンピュータ資源を共有することだ。ユーザーによる資源の共有を実現するために、クラウド事業者はマルチテナント型の資源共有技術の開発に取り組んでいる。 APaaSはマルチテナント型の資源共有技術を利用して、各
期待と現実の間には大きなギャップ 連載「SMBのためのSaaS利用術」第3回となる今回は「基幹系システム」を取り上げる。基幹系システムとは「財務会計/管理会計」「人事管理」「給与管理」「販売管理/購買管理」「生産管理」といった企業活動の根幹をなす業務システムを指す。基幹系システムは歴史が古く、それぞれの企業で独自にシステムを開発する流れがオフコン時代から根強く続いている。そのためパッケージを中心として普及したグループウェアなどの情報系と比較すると、SaaS活用には向かないといわれることが多い。 その一方で、ユーザーの期待は高い。図1は年商5億円以上~500億円未満の中堅・中小企業に「今後SaaS形態での利用を検討したい業務システムは何か」を尋ねた結果だ。すべての業務システムの中で基幹系システムが最も高い値を示していることが分かる。 図1●今後SaaS形態での利用を検討したい業務システム《ク
身長・190cm、年齢・32歳、MBA取得者であり、スポーツマンであり、そして“ネット・オタク”でもある──これが、2008年5月からスターバックスのCIOを務めるスティーブン・ジレット氏のプロフィールだ。現在、業務改革の真っただ中であるスターバックスは、顧客サービスを向上させるためにジレット氏の手腕に多大な期待を寄せている。同氏のほうもそれにこたえるべく、日夜ITシステムの改革に取り組んでいる。スターバックスの経営陣がジレット氏に熱い期待を寄せるのは、同氏がこれからのCIOに求められる新しい要素を持ち合わせているからにほかならない。 トーマス・ウェイルガム ● text by Thomas Wailgum 身長190cmの店舗スタッフがCIO!? 32歳のスティーブン・ジレット氏は、MBAを取得したIT専門家であり、優れたコミュニケーション能力と強力なリーダーシップを有し、さらにはオンラ
本連載の第11回などで述べたように、クラウドは一時の流行ではない。着実に進行しつつあるメガトレンドだ。既に確立したメガトレンドにキャッチーな名称を付けただけと考えたほうがよいかもしれない。 クラウドのような新たなメガトレンドが生じたときには、ベンダーは躊躇なく自社のビジネスモデルを適合させる必要がある。このことは、1990年代にオープンシステムの普及が始まった際、「オープンなシステムで他社と価格競争を行なうなど愚の骨頂、独自システムで顧客を囲い込んでこそ利益を上げられるのだ」と古いビジネスモデルに固執していたベンダーがどうなったかを考えてみれば、容易にわかることだ。 では、クラウドへ向かう動向は、IT業界の競合構造やベンダーのビジネスモデルにどのような影響を与えるのか。ITベンダーがクラウドでどのようにして収益を上げられるのだろうか。これは、以下の3つの方向性に分けて考えるとわかりやすいだ
雨は雲の中から降ってくる。しとしと程度の雨だったら「こういう刺激もいいね」と好意的に受け止めるが、土砂降りになれば泥まみれになる。今のクラウドコンピューティングは、まさにゲリラ豪雨のような勢いだ。大量の情報がITベンダーから一気に押し寄せてきている。 「新しいサービスというが、そのクラウドコンピューティングが何を提供するのかという肝心な説明がない。単なる新しいデータセンターの話に終始している。物理的なインフラと、インフラの使用用途を混同しているのではないか」。IT部門出身のシステムコンサルタントである東山尚氏は、こう話す。 同氏が気にするのは、クラウドコンピューティングがITベンダーの視点でばかり語られていることだ。将来、すべての企業情報システムがクラウドに飲み込まれてしまうという観測が流れるほど。「自社システムの将来はユーザー企業が決めることだ。クラウドコンピューティングというはやり言葉
クラウド上でのビジネスアプリケーション開発が実際にはどのように変わっていくのか。前回は、米セールスフォース・ドットコムが提供する「Force.com」とは何かについて、すでに10年間のサービス提供実績を持ち、利用企業からの要求に基づいて実装されてきた機能を紹介した。今回からは、実際にForce.comを試してみようと思う。 Force.comの開発生産性はJavaなどの約5倍 Force.comを試す前に、興味深いデータの一つを紹介したい。独立系アナリスト企業である米ニュークリアス・リサーチが実施した調査結果である。同調査によれば、クラウドとオンプレミス(所有環境)のそれぞれで実際にアプリケーションを開発した17社の結果を詳細に分析したところ、「Force.comプラットフォーム」で開発した場合、Javaや.NETよりも4.9倍早くアプリケーションを提供できたという(発表文)。このことは、
【ユーザー事例】「“改善”ではなく“改革”」――次世代IT基盤の構築に挑むローソン (2009/07/02) 関連トップページ:CIOの役割 | 経営革新 | 業務改革 7月2日、東京都内でデータセンター関連の専門イベント「Next Generation Data Center 2009」(主催:グリッド協議会、IDGジャパン)が開催された。その2日目となる基調講演には、ローソンの常務執行役員 CIO ITステーション ディレクター、横溝陽一氏が登壇し、同社の次世代ITシステム「ローソン3.0」や同氏が考えるCIOの役割などを披露した。 1975年の設立以来、現在までに国内47都道府県に8,600もの店舗を展開するに至ったローソン。同社は、店内に設置するマルチメディア情報端末「Loppi」やポイント・カード「ローソンパス」などを活用し、さまざまな顧客層の取り込みやサービスの向上に積
「データセンターなどのサービス事業者に、SaaS型データ・リカバリ・サービスに必要な当社製品を無償に近い形で提供する」。 データ・リカバリ・ソフトを販売するファルコンストア・ジャパンの山中義晴社長は2009年6月、日本でのSaaSビジネス立ち上げ策を打ち出した。サービス事業者にSaaSビジネスのメリットについて体感してもらう。「SaaSは儲からない」とみる向きもあるが、経験してみなければ、その良し悪しや、ビジネスの難易度は理解できないだろう、というわけだ。 「無償に近い形」というのは、レベニュー・シェア型でライセンス料金を設定していることを指す。ファルコンストアはサービス事業者のデータセンターに同社製品を導入するが、その時点ではライセンス料金を請求しない。その代わり、サービス事業者は同サービス開始後、売り上げの一部をファルコンストアに支払うというモデルである。 ユーザーにとっても、ソフト導
2009年7月1日に開催された「IT Japan 2009」において、セールスフォース・ドットコム代表取締役社長、米セールスフォース・ドットコム上席副社長の宇陀栄次氏(写真)は「クラウドコンピューティングが経営にもたらす変革 ---実例と今後の動向」と題した講演を行った。同社が開発に携わった多数のクラウドコンピューティングの事例を紹介するとともに、この日に本格稼働した省エネ家電販売促進策「エコポイント」制度を支える情報システムの開発にも参画していたことを明かした。 セールスフォース・ドットコムは、クラウドコンピューティングのサービスを展開してきた先駆的な企業だ。クラウドコンピューティングとは、企業や個人がアプリケーションを購入したり、データセンターを自前で用意したりしなくても同じ機能をインターネットで調達できる仕組みである。グーグルCEO(最高経営責任者)のエリック・シュミット氏が2007
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く