「三流の人は、人の話を聞かない。二流の人は、人の話を聞く。一流の人は、人の話を聞いて実行する」。これは将棋の羽生善治名人の言葉です。「嫌なこと」への対応でも同じことが言えます。 できない人は、「嫌なこと」をポジティブにとらえようとしません。ただストレスに感じるだけ。自分を成長させるたくさんのヒントに遭遇しながら、「嫌なこと」からできるだけ早く逃げようとします。忘れる、我慢する、無視する――。でも、実際に忘れることなどなかなかできず、モヤモヤ、イライラがたまっていくだけです。 これでは、いつまでもストレスに“オサラバ”できません。 できる人は、「嫌なこと」をしないように心掛ける できる人は、「嫌なこと」を活用する方法を2つ知っています。 1つは、「自分が嫌だと思ったことを人にはしない」と心掛けることです。例えば 何かとすぐに怒鳴る上司→自分は怒鳴らない 部下に責任転嫁する上司→自分は責任転嫁