ソフトバンクモバイルの孫正義社長は13日、日本での販売権を取得した米アップルの携帯電話「iPhone(アイフォーン)」について、「当初端末がどのくらい入ってくるか分からない」と述べ、混乱を避けるため販売店に対して、現時点での予約の受け付けを止めるよう要請したことを明らかにした。 端末価格についは、購入者の支払額が米国価格(約2万1000円など)を超えない方針を表明。料金も月額基本料を980円に抑えたソフトバンクの「ホワイトプラン」を適用する方向で検討しているとした。 孫社長はアイフォーンの強みとして基本ソフト(OS)を挙げ「パソコンと同じだ」と指摘。「日本メーカーもデザインだけなら同じようなものが作れるだろうが、OSを含めてあそこまで行くのは5年仕事」と、アップルの技術の先進性を強調した。 [2008年6月13日20時54分]