8月3日に開いた「東京の地下鉄の一元化等に関する協議会」第1回会合に出席した猪瀬直樹東京都副知事。経営統合を含め一元化について議論したいと、あいさつの場で語った (写真:ケンプラッツ) 東京メトロと都営地下鉄――。事業主体が異なるこれらの地下鉄を一元化しようと、東京都が動き出している。8月3日に第1回の協議会を開き、年度内を目標に方針を固める見通しを示した。 2つの地下鉄は並列に見えるが、資本上は親子の関係に近い。東京都は東京メトロの株主であり、出資比率は46.6%と過半に迫る。53.4%を出資する筆頭株主である国に対して都は6月28日、都営地下鉄との一元化について協議の場を設けるよう求めた。国による東京メトロの株式上場にも「待った」をかけた。都によると、地下鉄の一元化で利便性が向上し、経営の効率化も図れるという。一元化に向けて立ちはだかる障壁は何なのかを以下に解説する。 戦時体制で営団設
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く