大刀洗陸軍飛行場跡の一角に、コンクリート製の半円形の建物がのこっています。これは、航空機の射撃訓練の様子を監視員が監視するための建物で、そのユニークな形から「タコ坊主」ともよばれています。正式名は「監的壕(かんてきごう)」といいます。 参照:『新装改訂版 九州の戦争遺跡(江浜明徳著)』P.73-74 観測員が仕事につかっていた監的壕(かんてきごう) 場所:福岡県朝倉郡筑前町原地蔵 座標値:33.410433,130.614339 アパートの駐車場ふきんに保管されている ----------------- 監的壕(かんてきごう) 大刀洗飛行場の南側にあった池のほとりに設置されていた建造物で、軍用機による射撃訓練に使われていました。具体的には、別の飛行機が曳航している射撃用の「吹き流し」に向かって、実弾を使って射撃訓練をする戦闘機や練習機の着弾を、この中に入った観測員が双眼鏡で確認していました