text 大前 仁 photo 大前 仁 バーレーン ヴィクトリアスがグランツールを走るとき、選手の食事は厳格に管理されているのは今年のジロの記事でお伝えした通りだ。 国際線に乗って日本まで来て、ワンデーレースを走るためだけに5日間滞在した5人の選手。彼らは日本に来ても指定の食事を指定の量で食べるのだろうか? 答えは否、だった。 それはレストランカーやシェフを伴っていないせいでもあるが、長時間の移動や時差を乗り越えて走る選手たちに、細かく言わなくて大丈夫という信頼感のたまものだと感じる。滞在先のホテルで用意された食事を、適切な量だけ摂取してレースを走る、それができて当たり前なのがプロなのだ。 バーレーン ヴィクトリアスのサポートマッサーとしてエンネ・スポーツマッサージから派遣された穴田悠吾はこう話す。 「何を食べるか、自分でコントロールできている感じでした。こちらは何か足りないものはないか
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