新型コロナウイルスで、「BQ.1」系統など新たな変異ウイルスに対するオミクロン株対応ワクチンの効果についても報告が出始めています。「メッセンジャーRNAワクチン」を製造、販売している製薬会社が公表したデータや、アメリカの大学などのグループが発表した研究結果、さらに国内の接種率や従来型を含めたワクチンの供給についてまとめました。 新型コロナウイルスのオミクロン株対応のワクチンについて、2022年9月20日から「BA.1」対応のファイザーとモデルナのワクチンの接種が始まっています。このあと「BA.5」対応のファイザーとモデルナのワクチンの接種も始まり、対象はいずれも12歳以上からとなっています。 厚生労働省は希望する人が2022年内に接種を終えられるよう体制の整備を進め、12月19日の週のうちに対象者の接種に必要な量が届く見通しです。 BQ.1.1への効果は? 期待できるとするデータも オミク