第14回目となる本プログラムでは、シプリアン・ガイヤール(1980年パリ生まれ、ベルリン在住)の映像作品を紹介します。ガイヤールは、映画、ビデオ、写真、コラージュ、インスタレーション、パフォーマンスなど、さまざまなメディアを使って作品を制作してきました。2010年に「マルセル・デュシャン賞」、そして2011年に「若手アーティストのための国立美術館賞」を受賞、クンストヴェルケ現代美術センター(KW)での個展「リカバリー・オブ・ディスカバリー」(ベルリン、2011年)などで注目を集め、国際的に活躍してきました。日本でもあいちトリエンナーレ2010、森美術館「フレンチ・ウィンドウ展」(2011年)に参加しています。今回は、その活動のなかから映像作品に焦点を当て、選りすぐりの6作品を上映します。 ガイヤールは、文明を自然というより大きな存在と対峙させ、植民地主義や資本主義が周縁にある文化を消費して
自民党総裁選に出馬表明した高市早苗氏(c)朝日新聞社この記事の写真をすべて見る 作家・北原みのりさんの連載「おんなの話はありがたい」。今回は、自民党総裁選に正式に出馬表明した高市早苗氏について。 【写真】二階氏が推す?ポスト菅の大穴はこの人 * * * 近しい人がデルタ株のコロナ陽性になったり、友人の同僚や、通っている美容院のお客さんが亡くなったりなど、夏以降、急速にコロナの危機が迫っているのを実感している。健康観察をされずに自宅で死亡した50代の方の話などを聞くと、東京五輪・パラリンピックに時間とお金と人材を費やすべきではなかったのではないかとつくづく悔しい思いになる。適切な処置を医療機関で受けられていたら、亡くならないですんだかもしれない命は少なくない。 Go Toキャンペーンやオリパラを強行することに専念してきた自民党政権が、トップの顔を代えただけで変われるとは思えず、期待に
鎖の噴水現象の写真 鎖の噴水現象(英: chain fountain)は、ニュートンビーズ、チェイン・ファウンテンとも呼ばれる非直感的な物理現象であり、ビーズの繋がった鎖の一方の端がビーカー(などの入れ物)から引きずり出されるときに生じる。鎖がビーカーの縁を越えて空中にアーチを形成し、そのピークは明らかにビーカーの縁よりも高く、ビーカーから目に見えないサイフォンで吸い取られたかのように振る舞う。 この鎖の噴水現象は、剛体リンクで構成された長いボールチェーンで顕著に見られる。ビーカーの位置が高ければ高いほど、(鎖の速度は上がるため)サイフォンの原理で鎖のピークは高くなる。鎖が充分に長ければ、ビーカーが30メートルの高さで、そのピークが 2.1メートルに達することが実験で示されている[1]。 この現象は、科学者のスティーブ・モールドの撮影した動画によって広く注目され始めた[2]。スティーブがこ
「感染症×アナキスト(医療編) 〈アナキスト医師/イサック・プエンテ〉」 当センター通信で連載「テキスト×アナキスト」がスタートしたばかりの海老原弘子さんによる緊急寄稿「感染症×アナキスト」後編(医療編)を掲載します。 *前編(教育編ーアナキスト教育者/フェレ・イ・グアルディア)はこちらから。 ベストセラー作家クロポトキン 《現代の学校》を創設したアナキスト教育者フランシスコ・フェレ・イ・グアルディアの敵は、カトリック教会だけではなかった。政治、 経済、文化と権威を頂点とするピラミッド型組織として成り立つ各界の大物の中に、フェレを憎んでいた者は数知れない。あらゆる権威を否定するフェレは、既存のスペイン社会全体にとっての「Persona non grata(好ましからざる人物)」だったのだ。 その一人が『大衆の反逆』の著者ホセ・オルテガ・イ・ガセットと並ぶスペイン哲学界の巨人ミゲル・デ・ウナ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く