人が1日に消費するエネルギーの総量を年代ごとに分析したところ、「中年太り」が気になる40~50代にかけてもエネルギー消費量は衰えず、ほぼ一定となっていたとの意外な結果を筑波大や京都先端科学大が参加する国際チームが明らかにした。13日付の米科学誌サイエンスに発表した。 チームは「中年期にウエスト周りが大きくなってしまう理由は、エネルギー消費量だけでは説明がつかない」としている。 日本を含む29カ国の生後8日から95歳の6600人超を対象に、生命維持に最低限必要なエネルギーのほか、日常生活で消費する分を加えた1日の消費エネルギーの総量を調査した。
内閣官房東京五輪・パラリンピック推進本部の平田竹男事務局長は11日、公用車で東京都内のゴルフスクールに通い、高額のレッスンを無料で受けたとする「文春オンライン」報道について「事実関係を確認している」と説明した。官邸で記者団の取材に応じた。公用車でレッスンに行った記憶はあるかと問われ「あんまりない」と述べた。 平田氏は内閣官房参与も務めている。文春オンラインは、平田氏がフィットネスクラブ運営のRIZAP(ライザップ)のゴルフレッスンに通っており、約3年間で400万円分以上のレッスン料を払ってないと報じた。公用車でレッスンに行く様子も確認したとしている。
東京五輪には、205カ国・地域と難民選手団を合わせて約1万1千人の選手が参加した。だが、政治的な理由で出場がかなわなかった選手もいる。パレスチナ自治区ガザの女性ランナー、イナス・ノファルさん(20)もそんな1人。ガザ境界を管理するイスラエルが渡航許可を出さないため、国際大会に出場できない。「ガザ最速」と言われながら、五輪代表選考の場にさえ立てなかった現実を前に、悔しい思いで東京五輪を見つめた。「海外に行けるチャンスがほしい。パレスチナ代表として五輪に出るのが夢なんです」と訴える。(共同通信=平野雄吾) ▽渡航できず ガザ中部マガジに暮らすイナスさんが脚光を浴び始めたのは2017年。16歳のときに参加した7キロの大会で優勝、大学生以上の選手を圧倒した。その後もガザでは、800メートルや1万メートルの大会で次々1位となった。海外からも注目されるようになり、ドイツやデンマーク、アラブ首長国連邦(
18歳未満の少女とみだらな行為をしたとして、群馬県警が県青少年健全育成条例違反の疑いで、県警の巡査長を前橋地検に書類送検していたことが8日、分かった。県警は巡査長を本部長訓戒の内部処分とした。県警は個人の特定につながることを理由に所属などを明らかにしていないが、関係者によると、巡査長は県警本部に所属する20代男性で、被害者は県内の女子高校生とされる。 巡査長の書類送検容疑は4月上旬、会員制交流サイト(SNS)で連絡を取り合っていた少女(17)が18歳未満と知りながら、勤務時間外に県内でみだらな行為をした疑い。 県警監察課によると、容疑を認め、「強く後悔し、反省している」と話しているという。少女とは業務中に知り合い、個人の連絡先を交換して連絡を取り合っていたという。処分は6月7日付。 同条例違反容疑に絡む処分は、停職や減給といった懲戒とすることが多いが、今回は内部処分にとどめた。理由について
14歳の女子中学生がダイエットを始めたら、行き過ぎで摂食障害(拒食症)になった。病院の精神科に入院後「家に帰りたい」と点滴を抜くと、ベッドに体を拘束され、77日間も続いた。「そこまでする必要が本当にあったのか」。大人になった女性は病院を相手に訴訟を起こし、このほど判決が言い渡された。彼女には、裁判を通じて社会に訴えたいことがあった。(共同通信=市川亨) ▽4人がかりで 女性は武田美里さん(27)。武田さんは中学2年だった2008年1月ごろからダイエットを始めた。食べることへの拒否反応が強くなり、3年に進級した後の5月には154センチの身長で体重が35キロまで減少。体調も悪化したため、東京都内にある総合病院の思春期精神科病棟に入院した。 入院から5日後、武田さんは音楽を聴くことも認められない生活や病院側の対応に納得できず、点滴を自分で抜いた。武田さんが説得に応じないため、担当医は身体拘束を指
ホテルや旅館関係者の間で最近、不思議な合言葉がささやかれているという。 「カロリーゼロのコーラを用意するよう求める客には注意が必要」 会議場やホールを利用する企業や団体が、予約時に飲み物の用意を依頼する際、特定の銘柄のカロリーゼロコーラや缶コーヒーを「会長用に」と言うと、ホテルの担当者に緊張が走るというのだ。場合によっては、会議場の利用を断ることもあるという。 理由を探ると「VISION」「WILL」という企業と、そのトップの存在に行き着く。VISIONは23日、広島県警の家宅捜索を受けた。ホテルの会議場を巡って、水面下で何が起きているのか。(共同通信=國枝奈々、斉藤友彦) ▽「利殖商法」 VISIONは東京都新宿区を本店とし、販売預託商法を展開している。販売預託商法とは「企業が顧客に商品を販売する際『第三者にレンタルする』『運用して利益を出す』とうたい、その商品を企業に預けさせ、配当や後
極夜、氷点下60度の世界を歩く「未知の色であふれていた」 ニュートリノ観測、43年ぶりに南極点で越冬した日本人研究者 南極点。私たちはその存在を知っているが、どんな風景が広がっているか、そこで何が行われているかを知らない。南極点で暮らした日本人は極めて稀有(けう)だからだ。日本人として43年ぶり、3人目の南極点越冬を果たした米ウィスコンシン大の研究員・牧野友耶(まきの・ゆうや)さん(31)が共同通信の取材に応じ、南極点での研究や基地のユニークな生活を語った。宇宙から飛来する素粒子ニュートリノを観測する国際実験チームの越冬研究員として2019年~20年の1年間を過ごした牧野さん。暗闇に揺れるオーロラ、太陽のように光る月。この星の果てにあった世界は、未知の色であふれていた。(共同通信=坂野一郎) ▽極夜、氷点下60度の世界を歩く 風と呼吸の音以外、何も聞こえない。両目のまつげには氷の塊が育ち、
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