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ブックマーク / doi-toshikuni.net (3)

  • 土井敏邦Webコラム:日々の雑感 360:なぜ今、アミラ・ハス氏を招聘するのか

    ツイート 2017年9月8日 忘れられる“パレスチナ” 今年2017年は、パレスチナのヨルダン川西岸、ガザ地区、東エルサレムなどがイスラエルに占領されて50年目に当たる。しかしこの数年、“パレスチナ”は、動乱のシリアやイラク情勢の陰に隠れて、日メディアでほとんど報道されなくなった。 去年暮、私が「パレスチナ占領50年」企画を、あるテレビ局に持ち込んだとき、対応したプロデューサーに「日の視聴者は『パレスチナ占領50年』なんてほとんど関心ありませんよ」と一蹴されてしまった。長年、“パレスチナ”に関わってきた者にとっては重要な“節目の年”であっても、一般の市民にはもちろん、メディアにとっても「ほとんど関心のない遠い問題」なのかと、その温度差に私は愕然とした。 その日社会の空気を少しでも変えるために、長年“パレスチナ”に関わってきた私たちがなんらかの行動を起こさなければならないと思った。しか

    土井敏邦Webコラム:日々の雑感 360:なぜ今、アミラ・ハス氏を招聘するのか
    kabutomutsu
    kabutomutsu 2017/09/15
    “70年以上も米軍に支配される “オキナワ”の現状を、長年パレスチナで“占領”の現場を目撃してきたハス氏の目を通して、そこに“パレスチナ”と相通じる“普遍性”を発見してもらうことだ。そうすることで“パレス
  • アミラ・ハス氏講演会 2017年9月17日18日 東京大学:土井敏邦・パレスチナ記録の会

    パレスチナ占領50年の今年9月、占領地報道の第一人者として世界に知られるイスラエル人ジャーナリスト、アミラ・ハス氏が来日します。 ハス氏はイスラエルの有力紙『ハアレツ』の占領地特派員として、1993年のオスロ合意直後からガザ地区やヨルダン川西岸地区に定住し、現地からに占領の実態を伝え続けてきました。その記事はイスラエル内外で大きな反響を呼び、「国際ギレルモ・カノ世界報道自由賞」「国境なき報道者賞」など数々の国際賞を受賞しました。 そのハス氏が日の沖縄を訪ね取材します。占領50年の“パレスチナ”と米軍に支配される“オキナワ”との接点を探ります。 またアメリカ人として沖縄での自国の“加害”をドキュメンタリー映画『沖縄 うりずんの雨』に描いたジャン・ユンカーマン監督と対談し、自国の“加害”を伝えることの意味、“パレスチナ”と“オキナワ”が共有する普遍性を語り合います。 アミラ・ハス氏について

    アミラ・ハス氏講演会 2017年9月17日18日 東京大学:土井敏邦・パレスチナ記録の会
  • 土井敏邦Webコラム:日々の雑感 345:「慰安婦」問題は解決したのか

    ツイート 2015年12月29日(火) 「慰安婦問題 日韓合意」「国交50年 歴史的決断」。12月29日の朝刊に、そんな大文字が踊った。1990年代初頭から20数年、日韓関係の最大の懸案の1つとなっていた「慰安婦」問題を決着させることで両国外相が合意したというのだ。合意内容は、 この問題に旧日軍の関与を認め、日政府が責任を痛感。 安倍晋三首相は元慰安婦の女性に心からのお詫びと反省を表明。 日は元慰安婦を支援する財団に10億円を拠出し、協力して事業を行う。 両国は問題の最終的かつ不可逆的に解決されることを確認。 韓国は日大使館前の少女像について適切に解決されるように努力。両国とも、国際社会で互いに非難・批判を控える。 という5点である。 これでほんとうに「慰安婦」問題は解決するのだろうか。 私は21年前の1994年12月、韓国「ナヌム(分かち合い)の家」で撮影した3人の元慰安婦ハルモ

    土井敏邦Webコラム:日々の雑感 345:「慰安婦」問題は解決したのか
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