Jack Amano 翻訳:堤 淳一 教俗一体となって行われた「東インド進出」 「私の意図するところは異教の地を悉く征服することである」 イエズス会を創設したイグナチウス・ロヨラの言葉である。 1541年7月7日ロヨラの指示を受けたフランシスコザビエルはミセル・パウロ及びフランシスコ・マシーリャスと共に、印度総督マルティン・アフォンソ・デ・ソーザが率いるサン・ディアゴ号にリスボンから乗船してゴアに到ったのは1542年5月6日のことであった。 ザビエルは1549年に来日し、開教するのであるが、日本開教以降、日本イエズス会は着実に日本における地歩を確立する。1570年までに約3万人の改宗者を獲得し、九州から畿内地方までの西日本各地に40ほどの教会を増築するにいたった。またこの時期には、畿内と九州地方を中心として「集団改宗」がおこなわれ、ヴァリニャーノが来日する1579年までにおよそ10万人の信
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く