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小さな日常と旅に関するkananakaのブックマーク (3)

  • 残雪夜録 - そこにいるか

    雪は積もらなかった 降ったのがそもそもまちがいだったのかもしれないといえるような気候だった 日陰に隠れているうちに、わずかばかりの塊もみるみる消え去り 日が落ちても、気温は下がらず―― (ひとり/ただくずれさるのを/まつだけ) …… 目のくらむようなまぶしさ に とうとう朝が来たのかと覚悟したが そうではなかった これが夜か まだ太陽は眠っている 最初で最後の機会だった いろいろなものを見てまわろう 一歩、踏み出すことにした 初めて見る、よくわからないものを楽しみ…… 滅びゆくものにシンパシーを抱き…… 未来の不確実さを思―― なんかデジャヴを感じた …… ちょっとひといき 上出来だ 太陽に睨まれていたら、こうはいかない 吸血鬼の気分というか しかしその一方で 月が霞んでいるのは気になった 眠る時間も惜しいというかのように―― 一人ひとりが、夜に月を必要としているということで―― その、一

    残雪夜録 - そこにいるか
    kananaka
    kananaka 2011/02/18
    このシリーズ、大好き。今年も小さな雪だるま(氷だるま?)くんと、かつてワタシの庭でもあった風景を共に旅できた幸せに感謝。小さな雪だるまくんとワタシ、あの街のどこかですれ違っていた、と信じてる。
  • ゆうぼくせんせいがやってきた - とラねこ日誌

    子供達に科学の照らす明るい未来を伝える為かどうかは定かではないが、彼は北の大地を踏みしめた。 彼の名は遊牧yu_kuboさん、楽しい科学おもちゃを紹介するセンセーだ。はてなブックマークやツイッターなどを通じて仲良くして頂いているのだが、どう謂うルートか知らないが独自の情報網を通じてどらねこの居住地を割り出したらしく、夕一緒にべない?と、声をかけて下さった。 元来が寂しがり屋のネコであり、その申し出にすぐさま飛びついたどらねこは、夕暮れの炭酸林檎飲料工房で彼の到着を待った。 入り口付近で落ちつき無く歩き回っていると、明らかに『コイツどらねこだよな?』と謂う視線で此方を見るお兄様を確認したが、元来が用心深いネコである、相手が携帯を取り出して電話をかけるのを我慢強く待つことにした。しかし、どらねこの予想に反し、なかなか着信しない。どうやら、北の大地の洗礼を浴び手が固まってしまった模様である。

    ゆうぼくせんせいがやってきた - とラねこ日誌
    kananaka
    kananaka 2011/01/31
    イイなイイなニンゲンってイイな♪などらねこさん^^ 五能線また乗りたし、おもちゃも欲しい。大雪で電車に代り鰺ヶ沢でタクシー使った時、お互い頑張ったけど全く会話が成立しなかったのを思い出しました
  • 残雪録 - The cape of an island

    「ここなら、二日は持つだろう」 そんなふうに言われて もちろんわかっていた それでも、ひとつところに留まってはいられなかった 林立するいくつもの塔 このうえまだ建てるつもりらしい 横を駆け抜けた子供たちは、雪を初めて見たようなはしゃぎぶり 次に雪を見るとき、彼らはもう分別をつけて、関心のないそぶりをするだろうか あるいは、当に関心を持たなくなっているだろうか そして それはいつのことだろうか …… 未来はわからない 当にわからない でも…… 確実なことは、もちろんある いいんだ、覚悟のうえだったんだから さよなら またいつか

    残雪録 - The cape of an island
    kananaka
    kananaka 2010/02/06
    ←ただし小さな雪だるまくんの。 可愛らしくてちょっと切ない、大人の絵本のようなストーリー^^
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