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2011年2月18日のブックマーク (4件)

  • 甘く切ない片想い。 - kananaka's blog

    悲しい夢を見て目が覚めた。自分の不注意で、家族を失う夢だった。無防備に、私にすべてを委ねる穏やかないのち。幾度その名を呼んでも、もう取り返しがつかない。 飛び起きざまに、胸元のすこやかな寝息を確かめる。夢でないことを確かめるべく、海の向こうのこの子の父へもメールする。まだ動悸が収まらない。イイ年こいた大人が自分の妄想に誰かをつき合わせるなんて、反則だとわかっている。けれど、そうせずにいられなかった。 この手の幻想ほど恐ろしいものはない。おとなになってみると、わかる。夢でよかった、と大袈裟でなく胸をなで下ろす。ありえないことじゃない。だからこそ、この安堵の瞬間(とき)が永遠に訪れなければ、否、その妄想だけでも自分は狂ってしまうだろう。 枕元の時計が04時30分を指している。不意に腹が鳴った。彼女の安眠を妨げぬよう、そっとベッドを離れ、冷気がうずくまるキッチンへ足を踏み入れる。 ―――白々と戸

    甘く切ない片想い。 - kananaka's blog
    kananaka
    kananaka 2011/02/18
    ワタクシも未だに雪が積もるとウヒウヒしてしまうのですが、近所の人の手前、雪かきながら一人はしゃぐのも大人げないと、雪に好奇心くすぐられてる愛猫ともども、ネコかぶりに苦心する毎日なのデス。
  • asahi.com(朝日新聞社):クリの皮むき革命 外周に切れ目→熱湯3分でポロンッ - 社会

    新手法で皮をむいたニホングリの新品種「ぽろたん」。渋皮がきれいに取れている=茨城町の茨城県工業技術センター  全国一のクリの収穫量を誇る茨城県。クリを加工する際には、渋皮をむく作業が大変だ。そのため、渋皮をむきやすい新品種「ぽろたん」が注目を集める。県工業技術センター(茨城町)は、ぽろたんをさらに早く大量にむく手法を開発した。この手法は、17日に行われた成果発表会で報告された。同センターの関係者は、この技術がクリの新しい消費につながると期待している。  同センターの吉浦貴紀主任研究員にぽろたんの皮むきを見せてもらった。皮が二枚貝のように開き、黄色の中身がきれいにぽろっと出てきた。皮の側に身は全く残っていない。吉浦さんは「特別な技能はいりません。誰にでもむけます」とにこやかに語った。  クリ加工品の甘露煮などを作る際には、渋皮をむかなければならない。手作業で刃物でむくと1人が1日で処理できる

    kananaka
    kananaka 2011/02/18
    山栗専門のワタシには手が届かなそうだけど、日焼けの皮剥くみたいな気持ち良さが味わえるなら試してみたい。
  • 超高齢化社会で支配なき長老賢人社会は実現するか?(漢字多過ぎ) - 虚無回転レシーブ

    最近、立て続けに国の研究機関(独立行政法人)の理事長の年齢を見る機会があって、ともに70歳を超えていたのでちょっと驚いた。驚いた理由はいくつかあるんですが、ひとつは民主党が独立行政法人の役員の年齢制限をするとかしないとかいうニュースを聞いたような記憶があったためで、あれってどうなったのかなという疑問がわきました。 もうひとつは、若手の博士の就職難が続いているというニュースをちらほら目にしていたからです。例えばこちら↓ http://d.hatena.ne.jp/next49/20101202/p1 http://viking-neurosci.sakura.ne.jp/blog-wp/?p=4991 若い人がなかなか就職できないでいるのに、年金を貰えるような境遇の方が高給をもらう職についているというのは正直かなり違和感を感じました。 ただわたしが目にした70歳を超える理事長というのは二人だ

    超高齢化社会で支配なき長老賢人社会は実現するか?(漢字多過ぎ) - 虚無回転レシーブ
    kananaka
    kananaka 2011/02/18
    家に隠居の場所がなくて…とこぼす長老を何人か知ってる。中盤でムキューの文字見てから以降『無給』が全部『ムキュー(清涼飲料水QooのCMのイントネーションで)』に脳内再生されてもぅた。ムキュー!
  • 残雪夜録 - そこにいるか

    雪は積もらなかった 降ったのがそもそもまちがいだったのかもしれないといえるような気候だった 日陰に隠れているうちに、わずかばかりの塊もみるみる消え去り 日が落ちても、気温は下がらず―― (ひとり/ただくずれさるのを/まつだけ) …… 目のくらむようなまぶしさ に とうとう朝が来たのかと覚悟したが そうではなかった これが夜か まだ太陽は眠っている 最初で最後の機会だった いろいろなものを見てまわろう 一歩、踏み出すことにした 初めて見る、よくわからないものを楽しみ…… 滅びゆくものにシンパシーを抱き…… 未来の不確実さを思―― なんかデジャヴを感じた …… ちょっとひといき 上出来だ 太陽に睨まれていたら、こうはいかない 吸血鬼の気分というか しかしその一方で 月が霞んでいるのは気になった 眠る時間も惜しいというかのように―― 一人ひとりが、夜に月を必要としているということで―― その、一

    残雪夜録 - そこにいるか
    kananaka
    kananaka 2011/02/18
    このシリーズ、大好き。今年も小さな雪だるま(氷だるま?)くんと、かつてワタシの庭でもあった風景を共に旅できた幸せに感謝。小さな雪だるまくんとワタシ、あの街のどこかですれ違っていた、と信じてる。