11月11日、為替スワップ市場で、ドル調達コストが急騰し、日本勢から悲鳴が上がっている。12月米利上げ観測が強まり、年末・年度末を控えて日本勢がドル調達に走ったためだ。都内で2009年11月撮影(2015年 ロイター/Yuriko Nakao) [東京 11日 ロイター] - 為替スワップ市場で、ドル調達コストが急騰し、日本勢から悲鳴が上がっている。12月米利上げ観測が強まり、年末・年度末を控えて日本勢がドル調達に走ったためだ。 さらに、リーマン・ショック後に強化された米金融規制も重くのしかかる。国内の低金利環境が長期化し、本邦投資家の外貨建て投資が急拡大してきたが、ドル調達コストの上昇で、軌道修正が必要になりかねない事態に直面している。