ミャンマーでは、27日軍の記念日の式典が行われ、ミン・アウン・フライン司令官は演説で、クーデターの正当性を改めて主張しました。これに反発し、27日も各地で抗議デモが行われましたが、地元メディアは治安部隊の発砲などで1日だけで少なくとも91人が死亡したと伝えています。 この式典は、1945年、旧日本軍に対して、独立勢力が蜂起した日を記念して開かれ、きょう午前、首都ネピドーで軍のトップ、ミン・アウン・フライン司令官が演説しました。 この中で、ミン・アウン・フライン司令官はクーデターは「避けられなかった」として正当性を改めて主張した上で、「軍は国家と国民のために尽くしている。社会的、経済的な発展を確実にする」と訴えました。 式典に先立ち、軍は国営テレビを通じて「若者が暴動に参加しようとしているが、頭や背中を銃弾などが貫通する危険がある」と警告しました。 一方、クーデターに反発する市民は軍の式典に
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