国際的な自動車レースで何度も優勝して、その世界では「モンスター」とも呼ばれ、現在は都内でレース用の車の開発などを手がける経営者が長野県大町市の原野に金属くずなどおよそ5.5トンを捨てるなどした疑いで逮捕されました。 廃棄物処理法違反の疑いで逮捕されたのは東京 中野区に本社があり、レーシングカーの開発などを手がける「タジマモーターコーポレーション」の会長、田嶋伸博容疑者(72)です。 警察によりますと、会長は大町市内の関連会社で役員を務める2人とともに、おととし8月下旬、市内の原野に金属くずやコンクリート片などの廃棄物およそ5.5トンを埋めて捨てたほか、去年4月上旬には同じ市内でおよそ40キロの木くずを焼却した疑いが持たれています。 警察は、捜査に支障があるとして認否を明らかにしていません。 会長は関連会社役員2人の指示役だとみられるということで、警察は詳しいいきさつを調べています。 会長は