1月9日、アメリカのCSIS(戦略国際問題研究所)が台湾有事の机上演習の結果を公表しました。2026年想定で中国が台湾に軍事侵攻した場合は早期に決着がついて侵攻は失敗するものの、日米台も大損害を受けるという判定です。 The First Battle of the Next War: Wargaming a Chinese Invasion of Taiwan | CSIS台湾は戦線を維持せよ(ただし台湾単独では負ける)アメリカは早期介入せよ(ウクライナ型の支援否定)日本の基地を使用せよ(日本が中立化したら負ける)勝利の鍵は長距離爆撃機からの長距離対艦ミサイル 内容を要約するとこの通りです。台湾単独では負けてしまう、アメリカの早期介入が不可欠、日本の基地が使えないと戦えないというのは、従来からよく知られていた内容です。ただし日本の判断が台湾が生きるか死ぬかの命運を握っているとはっきり指摘し