ファミリーマートは無人のコンビニエンスストア店舗を2024年度末までに約1000店出す。通常店舗と同様に約3000品目の扱いが可能だ。本格的な無人店の大規模展開は日本で初めて。これまでは店舗に人の常駐を求める規制が足かせになっていたが20年にルールが緩和された。人口減少で日本の人手不足は今後深刻さを増す。デジタル技術で事業運営を効率化する動きが広がる。日本の労働生産性は主要7カ国(G7)中最低
30年のキャリアを誇る経営戦略コンサルタント。情報分析や業界分析に強く、未来予測やイノベーション分野が得意領域。一方で雑学にも強く、経済エンタテナーとして各方面に寄稿。経済クイズ本『戦略思考トレーニング』シリーズは20万部を超えるベストセラー。マスコミ関係者の地下クイズ集団『夜会』のメンバーとしても活躍。 今週もナナメに考えた 鈴木貴博 経済誌をにぎわすニュースや日常的な経済への疑問。そのときどきのトピックスについて経済の専門知識を縦軸に、社会常識を横軸において、ナナメにその意味を考えてみる。 バックナンバー一覧 ファミリーマートの売り場から、無印良品の商品がなくなるという。無印の商品の売り上げ不振という説明は表向きなもので、背景にはもっと深い理由がありそうだ Photo:DOL ファミマから無印良品が撤退 同じグループなのになぜ? ファミリーマートの売り場から、無印良品の商品がなくなって
ファミリーマートは21日から、ひきたてコーヒー(Sサイズ)を20円値下げして税込み100円にする。昨年「100円コーヒー」を大ヒットさせたセブン―イレブンに追随し、集客の目玉にする。 ファミマは一昨年秋に、店頭のマシンで1杯ずついれるコーヒーを本格導入した。現在の売り上げは1店あたり1日平均7千円で伸び悩んでおり、値下げで客を増やして1万円を目指す。コーヒーを買う客は常連になりやすく、一緒に買うことが多いパンや菓子もよく売れると期待する。 セブンが昨年1月に発売した100円コーヒーは、累計4億5千万杯売れた。これを受け、サークルKサンクスとミニストップも昨年6月から全店で100円コーヒーを売っている。今回のファミマの値下げで、コンビニ大手4社の価格がそろい、「コーヒー競争」はさらに激しくなりそうだ。 一方、ローソンは1杯185円と「高級路線」を貫く。他の4社がセルフ式なのに対し、店員がいれ
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