マツダの戦略が分岐点にさしかかっている。第2四半期決算の厳しい数字。第7世代の話題の中心でもあるラージプラットフォームの延期。今マツダに何が起きていて、それをマツダがどう捉え、どう対応していくつもりなのか? その全てを知る藤原清志副社長がマツダの今を語る。そのインタビューを可能な限りノーカット、かつ連続でお届けしよう。 CASEは「独自部分だけでも、クルマ1台分の開発費がかかってます」 マツダ藤原副社長インタビュー(1) 為替は「北米に工場を造っても、ほとんど変わらない」 マツダ藤原副社長インタビュー(2) 池田 さて、今回の四半期決算で最大の波乱はラージプラットフォームの延期ですよね。これは万全の状態に仕上げて、価格カバレッジを上げるために、準備がもっといるんだというご説明だったと思うんですが。 藤原 いや、価格カバレッジを上げる、とは言ってないんですけどね。今回遅らせることにした一番の
新春スペシャル エンジン博士 畑村耕一「2017年パワートレーンの重大ニュース」① 『日本のエンジン技術の危機が迫っている』畑村耕一「2017年パワートレーンの重大ニュース」① 2018/01/01 Motor Fan illustrated編集部 ブックマークする マツダでミラーサイクル・エンジン開発を主導したエンジン博士の畑村耕一博士(エンジンコンサルタント、畑村エンジン開発事務所主宰)が、2018年のスタートにあたり、「2017年パワートレーンの重大ニュース」を寄稿してくださった。パワートレーンの現在と未来について、プロの見方を聞いてみよう。5回シリーズの第1回をお届けする。 すべての写真を 見る 2017年のモーターファン・イラストレイテッド誌の「博士のエンジン手帖」と「図解特集」を開いてみた。このなかから、自動車用パワートレーンの3大ニュースを筆者の思いで取り上げると、 (1)E
2012年6月のル・マン24時間レースは、アウディが「1923年初回開催以来初のハイブリッド車による勝利」を飾り、幕を閉じた。その後、この分野でのハイブリッド動力システムに関する規則や技術的内容、さらにその周辺の話題などについて取り上げ、「トヨタはル・マンで『ハイブリッド対決に敗れた』のか?」と題したコラムにまとめさせていただいた。ただ今年はル・マンの現地に足を運べず、現車も見ないままの考察だったので、隔靴掻痒の思いが残ったことは否めない。 富士スピードウェイで6時間にわたる接戦を繰り広げたトヨタTS030(優勝)と、アウディR18 e-tronクワトロ2台(この序盤の写真では後方の#1が2位、#2が3位)。(写真提供:Toyota Motorsport GmbH) 先日(10月12~14日)、富士スピードウェイで「世界耐久選手権(WEC)・富士6時間レース」が開催され、ル・マン・プロトタ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く