情報処理推進機構(IPA)とJPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月5日、NECプラットフォームズ(東京都千代田区)のWi-Fiルーター「Aterm」シリーズの59製品で脆弱(ぜいじゃく)性が判明したと公表した。対象となる製品を使用している場合、設定の変更や買い替えなどの必要があるとしている。 NECは、悪意のある第三者によって任意のコマンド実行や装置名などの装置情報が読み取られるなど、ユーザーの意図しない現象を引き起こす可能性があるとしている。 同社は対象製品として、WG1800HP4、WG1200HS3、WG1900HP2などを挙げており、記載のない機種については問題はないという。これらのモデルを使用している場合、Atermサポートデスクサイトに掲載の情報を参考に、管理者パスワードや暗号化キーの変更、設定の変更などの対処をする必要がある。
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