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ブックマーク / mainichi.jp (105)

  • コロナ下でウナギ店への衣替えが相次ぐ理由 | 毎日新聞

    新型コロナウイルス禍で苦境が続く飲業界において、和を提供していた店舗をウナギ料理店に衣替えする動きが相次いでいる。なぜ今、ウナギなのか。28日の「土用の丑(うし)の日」に向けて書き入れ時を迎える店舗を訪れ、理由を探った。 「今日も忙しくなりそうだ」。7月中旬の昼前、福岡市南区の「うなぎ屋鰻遊(まんゆう)記」の調理場で、店長の花田淳さん(48)が九州産ウナギを焼き上げていた。店内で2000~3000円台のうな重やせいろ蒸しなどを提供するほか、持ち帰りにも応じており、香ばしい匂いに誘われて次々と客が訪れていた。 同店は6月に開業したばかり。それ以前はチェーン展開する水炊き店「博多華味鳥(はなみどり)」だったが、運営するトリゼンダイニング(福岡市)がウナギ業態の1号店とした。花田さんも水炊きの料理人だったが、専門店で数カ月間修業した。客足は好調で「価格の高い商品が人気」だという。

    コロナ下でウナギ店への衣替えが相次ぐ理由 | 毎日新聞
  • あなたの都知事選:多摩格差って何? 歴史は、定義は | 毎日新聞

    「多摩格差」という言葉がある。東京都の西側の多摩地区と、東側の23区の各種インフラの格差を示すもので、18日に告示された都知事選でも軽減を訴える候補がいる。再選を目指す小池百合子知事が2016年の前回知事選で公約に掲げた各種課題解消を目指す「七つのゼロ」にも「多摩格差ゼロ」があった。具体的な内容や、都の取り組み、今回の選挙での主張を調べてみた。【和田浩明】 はっきりしない定義 多摩地区は人口で都の約3分の1の400万人超、面積で半分を占める。「三多摩格差」の言葉は半世紀以上前からあった。「三多摩」は北・南・西の三つの多摩郡をまとめた名称だが、市制施行が進んで北・南多摩郡がなくなり、呼び名は「多摩」に変わった。 多摩地区は高度経済成長期に爆発的に人口が増え、各種インフラ整備が追いつかず23区との差が広がった。1975年には都が「三多摩格差8課題」として①義務教育施設②公共下水道③保健所④病院

    あなたの都知事選:多摩格差って何? 歴史は、定義は | 毎日新聞
  • #五輪をどうする:女性蔑視発言の根底に潜む「五輪ファシズム」の危険性 | 毎日新聞

    1936年ベルリン五輪の表彰式の国旗掲揚で敬礼するヒトラー(中央)。スタンドの観衆もナチス式の敬礼をしている=ベルリンのオリンピックスタジアムで1936年8月、高田正雄社特派員撮影 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の女性蔑視発言を巡って、「彼だけに攻撃が集中すると隠されてしまうものがある」と危惧する人がいる。7年越しで五輪反対キャンペーンを展開してきた鵜飼哲・一橋大名誉教授(フランス現代思想)だ。オリンピックには、市民の生活を脅かす「五輪ファシズム」が根底にあると喝破する。哲学者ジャック・デリダの愛弟子として知られる鵜飼さんは、近代五輪の父と言われるフランスのクーベルタン男爵の思想がはらむ危険性にも厳しい目を向けてきた。五輪ファシズムとは何か?【聞き手・上東麻子/統合デジタル取材センター】 始まりは宗教的祭儀 ――クーベルタン思想がはらむ危険性とは? ◆オリンピック

    #五輪をどうする:女性蔑視発言の根底に潜む「五輪ファシズム」の危険性 | 毎日新聞
  • 新型コロナ 4月に収まっても再燃の可能性 | 医療プレミア特集 | 高木昭午 | 毎日新聞「医療プレミア」

    新型コロナウイルスの流行が続いています。世界保健機関(WHO)はパンデミック(世界的大流行)を宣言し、世界の感染者は3月16日現在で16万人を超えています。日での流行も収まる気配はありません。今後、必要な対策は何でしょう。そして事態収束の見通しは。海外の感染症に詳しい濱田篤郎・東京医科大教授に聞きました。 Q 流行開始から現在までを振り返ってどうご覧になりますか。 A(濱田教授) 中国・武漢で昨年12月、あるいは11月から患者が出始めました。ウイルスはコウモリが持っていたといわれますが、他に(コウモリと人間の間を)仲介する動物がいたかもしれません。動物から人にうつる感染症が、ここまで広がった例はあまりありません。似た例に2003年のSARS(重症急性呼吸器症候群)がありましたが、患者は世界で8000人でした。今回はすでに10万人を超えています。全く未知の病原体が全世界に広がるのはこの10

    新型コロナ 4月に収まっても再燃の可能性 | 医療プレミア特集 | 高木昭午 | 毎日新聞「医療プレミア」
    kaoruw
    kaoruw 2020/03/25
    「3月末から4月に流行のピークが来るでしょう。そして連休前くらいに、ある程度は収束すると考えます」
  • ハマりました。:「ボロ宿」巡り 「手作り」の雰囲気に引かれ | 毎日新聞

    心ひかれる「ボロ宿」を求め、日全国を訪ね歩くフリーライターの上明戸聡(かみあきとあきら)さん(57)=東京都中野区。人も数え切れないほどの古宿に宿泊し、特に印象的な古宿をブログやで紹介する。郷愁を誘うたたずまい、人の温かな心遣い。古宿の魅力を知れば、きっとあなたも、旅に出たくなる。 「僕の愛情表現なんですよ。他に言いようもないなあ、と……」。困ったような笑顔で頭をかく。「ボロ宿」という呼称を弁解する、ぼくとつとした口調に人柄がにじむ。 主にビジネス誌の記事を手がけるフリーライターの上明戸さんの趣味は「ボロ宿巡り」。古い建物を維持しながら営業を続ける宿を訪ね歩き、2009年ごろからブログにまとめ始めた。それが10年にライブドアがブロガーを支援するブログ奨学金の受給対象に選ばれた。翌年、「日ボロ宿紀行」(鉄人社)を出版。続編も出版し、今年は文庫化もされた。

    ハマりました。:「ボロ宿」巡り 「手作り」の雰囲気に引かれ | 毎日新聞
    kaoruw
    kaoruw 2019/02/16
    テレ東でドラマ化。ブログ「日本ボロ宿紀行」作者、17年の顔出し記事。「心ひかれる「ボロ宿」を求め、日本全国を訪ね歩くフリーライターの上明戸聡(かみあきとあきら)さん(57)」
  • 新潮45 “右寄り”に活路 「部数減で炎上商法」指摘も

    杉田水脈衆院議員の性的少数者への差別論文を載せ、擁護する特集まで組んだ月刊誌「新潮45」。出版不況下の部数減を背景に「ヘイト路線」や「炎上商法」に走っているのではないか、との指摘や「なぜ差別に加担するのか」との疑問が出版界や書店業界、論壇の間で出ている。【中村かさね、宇多川はるか】 「まさか新潮が」内外から悲鳴、切ない 津田大介さん 「社名を冠した雑誌をなくすわけにはいかず、右派論客の寄稿を厚くすることに延命の活路を見いだしたのだろう。ビジネス的な思考だと思う」。ジャーナリストの津田大介さんはこう指摘する。 特集について「事実誤認もあり、論と言えるレベルではない。今号が完売しても収益は大きくない。歴史と伝統がある出版社だけに『まさか新潮が』という悲鳴が内外から聞こえ、切ない」と話す。

    新潮45 “右寄り”に活路 「部数減で炎上商法」指摘も
    kaoruw
    kaoruw 2018/09/26
    「今年4~6月の平均発行部数は1万6800部。10年前の同じ時期に比べ約4割に落ち込んだ」
  • 「宜蘭クレオール」:台湾の村 「ニホンゴ」話す先住民たち

    台湾北東部・宜蘭県の寒渓、澳花、東岳、金洋の4村では、日語と先住民タイヤル族の言語が混ざって形成された新言語「宜蘭クレオール」が中高年を中心に話されている。現地では「ニホンゴ」などと呼ばれている。寒渓村と澳花村で村人たちの会話を撮影した。【撮影・福岡静哉】2018年8月1日公開 簡易表示

    「宜蘭クレオール」:台湾の村 「ニホンゴ」話す先住民たち
  • AV問題:女優が語った本音 新ルールで変わる撮影現場 | 毎日新聞

    だまされてアダルトビデオ(AV)に出演させられる被害を防ごうと、AV人権倫理機構が定めたルールの格運用が4月から始まった。業界団体の知的財産振興協会(IPPA)に所属するメーカーと、プロダクションで作る日プロダクション協会は、統一の契約書を使うなど、ルールを守ってAVを作ることが求められる。新ルールでAVの現場は変わるのか。独自の対策で強要問題をなくそうと取り組んでいる安達かおる監督の現場を訪れ、変化していく業界について女優たちの音を聞いた。【中嶋真希】 安達監督主宰のメーカー「V&R」は、安達監督自らがこだわった作品を撮る「V&Rプランニング」と、人気女優を起用した売れ筋作品中心の「V&Rプロデュース」の二つのレーベルがある。プロデュースはIPPAに所属し、AV人権倫理機構のルールに従う「適正AV」。一方のプランニングは、審査を他人に任せたくないという安達監督の考えからIPPAに所

    AV問題:女優が語った本音 新ルールで変わる撮影現場 | 毎日新聞
    kaoruw
    kaoruw 2018/04/28
    「AV人権倫理機構は、記者会見で「(ルール作りにあたって)聞き取りをした女優は1人」と明かしている。女優が安心して働ける現場作りには、女優の声が必要不可欠。まだまだ改善できる部分がありそうだ」
  • 人生は夕方から楽しくなる:漫画家・白土三平さん 心は「飛んでるぜえ」 「カムイ」から自由に | 毎日新聞

    東京の都心からごとごと、列車を乗り継いで3時間ほど。「伝説の漫画家」は房総の小さな漁村の、海べりの自宅兼アトリエで暮らしていた。 「あなたは40歳過ぎ? うーん、若いねえ。時代が違うから……果たして話が合うかなあ」 今年で86歳。少々取材に迷惑そうだったけれど、元来が話好きなのだろう。自宅のこたつに潜り込み、よもやま話を始めれば、映画の話から人生論まで、よどむところがない。 「ジョン・ウェインなんかは、同じ西部劇でも若いころと晩年は、そりゃもう、演技がまったく別でね。それというのも……」といった具合である。

    人生は夕方から楽しくなる:漫画家・白土三平さん 心は「飛んでるぜえ」 「カムイ」から自由に | 毎日新聞
    kaoruw
    kaoruw 2018/02/04
    「昔は海に潜って魚やトコブシを取っていましたが、今はスーパーでうまい刺し身を買い込み、晩酌にお酒を1合ほど。合間に海を眺め、好きな映画のDVDを楽しんで。まあ好きにやっていますよ」
  • ミニ論点:サウジ王族ら200人以上拘束 | 毎日新聞

    サウジアラビアで今月、サルマン国王の実子ムハンマド皇太子の指揮で、王族ら200人以上が汚職容疑で拘束された。対外的にはトランプ米政権を後ろ盾に、イランとの対決姿勢を強めている。26日には首都リヤドで、イスラム諸国40カ国以上が参加する過激派対策について話し合う国際会議が開かれ、ムハンマド氏がリーダーシップを発揮する姿勢を強調した。国内で性急な改革を進め、イスラム諸国の間では存在感の拡大を狙うサウジの情勢や背景を識者に聞いた。

    ミニ論点:サウジ王族ら200人以上拘束 | 毎日新聞
    kaoruw
    kaoruw 2017/11/29
    「一斉に逮捕された王子らはアブドラ前国王に近く、皇太子への権力集中に批判的だと以前から見られていた。批判を封じ、政府が意思決定を素早く行うために、排除に踏み切った」
  • 果てなき道:神戸小学生連続殺傷20年/中 医療少年院の模索 矯正に被害者視点 - 毎日新聞

  • まやかしの保守 ついに「日本会議」政治が沈没す=伊藤智永

    kaoruw
    kaoruw 2017/04/10
    保守ビジネスでうまい汁を吸う人々と安倍政権の関係。日本会議設立に深く関わり今では距離を置かれている元参院のドン・村上正邦の日本会議・安倍評。安倍は日本会議を切り捨てると。
  • 安倍首相:担いだ「保守ビジネス」 「稲田防衛相」「森友学園」「田母神俊雄」の交点=伊藤智永 - 毎日新聞

    kaoruw
    kaoruw 2017/03/28
    「保守ビジネス」を起業した男性に取材。「運動なんかしない、商売だもの。自己啓発とか異業種交流とか似たモデルは他にもあった。1990年代末から保守が売り物として成立するようになった」
  • 特集ワイド:同い年57歳記者が思う、皇太子さまの「重責」 「ご学友」に見せた後ろ姿 | 毎日新聞

    天皇陛下の退位をめぐる報道をながめながら、ふと、皇太子さまのことを思った。この23日、57歳になられる。同い年の私はといえば、目はしょぼつき、体もあちこち故障しがち。そろそろ第二の人生を考え、ゆっくりするどころか、これからより重責を担う皇太子さまである。どんな思いでおられるのだろう。【鈴木琢磨】 かつて東京の路地裏にあるおでん屋に皇太子さまがお忍びでやってくる、と耳にしたことがあった。日酒がお好きらしいし、なにより同い年のよしみ、うまくいけばほろ酔いインタビューができるかもしれない、と近くのバーに通い、それとなく気配をうかがっていたが、残念ながら夢かなわず、ただバーの酒代だけがかさんだ。その皇太子さまがつい先日、幼い頃の記憶の断片を少し吐露した。 1月19日、皇太子さまは学習院女子大で「歴史の山旅を楽しむ」と題した講義をした。小学生のとき、お住まいがある赤坂御用地(東京都港区)を散策して

    特集ワイド:同い年57歳記者が思う、皇太子さまの「重責」 「ご学友」に見せた後ろ姿 | 毎日新聞
  • 2016参院選:座談会 国のあり方、議論を - 毎日新聞

    10日投開票された第24回参院選は、自民、公明両党が改選過半数を大幅に上回る勝利を収め、与党やおおさか維新の会などの「改憲勢力」は改憲発議が可能となる3分の2(162議席)を超えた。民意は何を求め、安倍晋三首相は改憲の道筋をどう描いていくのか。御厨貴・東京大名誉教授、細谷雄一・慶応大教授、山田孝男・毎日新聞特別編集委員の3氏が語り合った。【司会は東京社編集編成局次長・前田浩智、写真は北山夏帆】 この記事は有料記事です。 残り5421文字(全文5621文字)

    2016参院選:座談会 国のあり方、議論を - 毎日新聞
    kaoruw
    kaoruw 2016/07/13
    “与野党が折り合えるのは59条ではないか。法案の議決が衆参で合わない場合、衆院の3分の2以上で再可決できるが、英米仏独は全部過半数だ。日本は再可決のハードルがあまりに高く、参院で政局になる”
  • 海保:特別な巡視艇の「舟飯」とは | 毎日新聞

    海上保安庁の巡視船艇では、主計士と呼ばれる人たちが「舟飯」と呼ばれる、乗組員の事を作っている。一般的な巡視船艇の事は、質素な大部屋に乗組員が集まる「大人の給」という雰囲気だ。しかし、海保には皇族などが利用する特別室を持つ巡視艇「まつなみ」(165トン)という特別な巡視艇も存在する。特別な船の「舟飯」とは、どんなものなのかを探ってみた。【米田堅持】

    海保:特別な巡視艇の「舟飯」とは | 毎日新聞
    kaoruw
    kaoruw 2016/03/11
    「海保には皇族などが利用する特別室を持つ巡視艇「まつなみ」(165トン)という特別な巡視艇も存在する。特別な船の「舟飯」とは、どんなものなのかを探ってみた」 船の揚げ物はちょっとこわいな。
  • モンチッチ:中国人に大人気 訪日で限定品を指名買い | 毎日新聞

    キデイランド原宿店のモンチッチ売り場。着物姿などの日限定商品が人気だ=2016年2月12日、中嶋真希撮影 1974年に売り出され、40年以上日で親しまれているキャラクターの「モンチッチ」が中国で大人気だ。春節で多くの中国人観光客が訪れた免税店や玩具店などでは、ハローキティなどと並んでモンチッチが売れている。中国語の当て字は「萌趣趣」で、公式にモンチッチを取り扱う店は中国全土で80店以上もある。モンチッチは、なぜ中国で人気なのだろうか。【中嶋真希】 キャラクターグッズが並ぶ東京・原宿のキデイランド原宿店。ハリウッド俳優がよく訪れることから海外でも有名で、売り上げの半分以上が外国人客によるものだ。2階では、50種近いモンチッチを取り扱う。同店のショップマネジャー、金井花梨さんは「この数年、日を訪れる外国人観光客の数が増えれば増えるほど、モンチッチの売り上げも上がっている」と話す。着物姿や

    モンチッチ:中国人に大人気 訪日で限定品を指名買い | 毎日新聞
  • 京成電鉄寛永寺坂駅:63年前廃止、駅舎など奇跡的に現存 | 毎日新聞

    東京・上野と成田空港を結ぶ京成電鉄(社・千葉県市川市)の63年前に廃止された地下駅の駅舎や階段が当時のまま残されていることが分かった。毎日新聞の取材を同社が特別に許可し、“タイムカプセル”が開いた。私企業の産業遺構は経済状況の変化で姿を消すのが一般的なため、奇跡的な事例だ。 遺構が確認されたのは東京都台東区の旧・寛永寺坂駅。1933(昭和8)年12月に日暮里−上野公園(現・京成上野)間2.1キロの開通に合わせ、地下区間に開業した。45年6月に日暮里−上野公…

    京成電鉄寛永寺坂駅:63年前廃止、駅舎など奇跡的に現存 | 毎日新聞
  • 特集ワイド:それホンモノ? 「良き伝統」の正体 - 毎日新聞

    東京五輪の2年前、国鉄(現JR)東京駅近くの路上風景。植え込みも路上もごみだらけ=東京都中央区京橋1丁目で1962年5月27日、池田信さん撮影 日人は「伝統」という言葉にヨワいらしい。例えば選択的夫婦別姓制度の是非を巡る議論。安倍晋三首相ら反対派は「同姓が日の伝統だ」と主張し、いくら専門家が「同姓は明治中期以降の新しい制度」と指摘しても聞く耳を持たない。このように最近は、新しく、ウソに近い「伝統」がやたらと強調されている気がするのだが……。【吉井理記】 この記事は有料記事です。 残り2618文字(全文2777文字)

    特集ワイド:それホンモノ? 「良き伝統」の正体 - 毎日新聞
  • 特集ワイド:謎多き「昭和の大女優」原節子さん逝く 「伝説」の真相を探る - 毎日新聞

    さほど映画が好きというわけではないが、原節子さんの名前を聞くと、胸がざわつく。むろん美人に違いないからだが、「伝説」の2文字に弱いのだ。95歳で逝った謎多き昭和の女優の素顔を探して、ゆかりの鎌倉を歩いた。【鈴木琢磨】 180度転換 戦中は国策映画ヒロイン、戦後は民主主義を体現… あれは二十数年前、週刊誌「サンデー毎日」の記者時代、写真週刊誌のカメラマンよろしく鎌倉の古刹(こさつ)のそばに住む原さんのインタビューを狙って、張り込んだことがある。首尾よく被写体が現れるはずもなく、そそくさと退散した。 訃報を聞き、久しぶりに鎌倉の自宅を訪ねてみると、3メートルもあろうか、かつてよりうっそうと茂る生け垣に敷地は静かに包まれていた。玄関先は観光客がひっきりなしにやって来ては「あ、ここよ!」と扉の隙間(すきま)ごしに邸内をのぞきこんでいく。スマートフォンで写真を撮る人もいる。 この記事は有料記事です。

    特集ワイド:謎多き「昭和の大女優」原節子さん逝く 「伝説」の真相を探る - 毎日新聞