「割高運賃は不当」訴え認めず JR常磐線とメトロ乗り入れ―東京地裁 2023年09月15日17時16分配信 【図解】常磐線の運賃を巡る裁判 JR東日本の常磐線と東京メトロの相互乗り入れで運賃が割高になるのは不当として、利用者が両社と国に払い過ぎた運賃計約2万7000円の賠償を求めた訴訟の判決が15日、東京地裁であった。桃崎剛裁判長は「経営判断の範囲内で、著しく不合理とは言えない」として請求を棄却した。 別路線に列車誤進入 駅係員が切り替えミス―東京メトロ 原告は、東京都葛飾区にある常磐線亀有駅と金町駅の利用者16人。 訴状によると、両駅には東京メトロ千代田線に乗り入れる各駅停車しか止まらず、都心に向かう場合、途中からメトロの初乗り運賃が加算される。例えば金町駅から上野駅までは、北千住駅経由なら乗り入れがないため220円(提訴当時)だが、乗り入れのある西日暮里駅で乗り換えると372円(同)か
