「BASURAバスーラ」アンコール上映中 大阪・第七藝術劇場と新潟・十日町シネマパラダイス10月9日金まで 東京都写真美術館ホールと広島・横川シネマ10月16日金まで BASURA公式サイト 東京都写真美術館の「BASURA」のサイト ※なお、私(奥田)のサイトを見て下さった方は、鑑賞券が1300円に割引きになります。BASURA公式サイト に掲載のオフィスフォープロダクションの連絡先まで、住所・氏名・電話番号をお知らせください。郵便振替用紙と鑑賞券を郵送するとのことです! ※高校生以下は無料で鑑賞できます! 6月27日(土)から、東京都写真美術館ホール(恵比寿)でロードショーとなる映画『BASURA』(バスーラ)の試写に行ってきました。 「バスーラ」とは、フィリピンのタガログ語で「ゴミ」を意味する言葉。 この写真に写っている子どもがいるのは、フィリピンの、おそらく、「スモーキーマウンテン
2009.4.18 UP 2007年、ドキュメンタリー映画『選挙』で話題を呼んだ想田和弘監督。その彼の「観察映画」の新作『精神』がこの6月に公開される。 岡山市にある外来の精神科診療所「こらーる岡山」。1997年に山本昌知医師を中心に設立され、従来の閉鎖病棟のイメージとは違って、患者本位の医療という理念の下、患者が地域社会で暮らしていくための治療活動をおこなっている。その「こらーる岡山」を舞台にした『精神』は、患者や先生をはじめ診療所のスタッフにカメラを向けて、今なお偏見が著しい心の病をテーマに、「正気」と「狂気」の境界を改めて問いかけるドキュメンタリー映画である。 (聞き手:村山匡一郎) 燃え尽きて精神科に駆け込む 20歳頃の学生時代に東大新聞の編集長をやっていましたが、モーレツ社員のようにガムシャラに働いて「燃え尽き症候群」にかかりました。 その時、いわゆる「精神病」やその患者さんに対
2008.08.16 惜別・土本監督 カテゴリ:ドキュメンタリー 昨日の朝日新聞夕刊「惜別」のページに、 記録映画作家・土本典昭氏が載っていました。 6月24日に肺がんで亡くなったとのこと。 去年、東京映画祭の特別企画「映画が見た東京」で 土本監督の記録映画を見、ティーチ・インで本人にも会っている身としては、 非常に残念。 そういえば、少し弱っている感じはあったけど、 当時78歳という年齢を考えれば、重病のご様子はなかったし、 お声もハキハキと、よく出ていたのに・・・・・・。 同じく鋭い視点での記録映画(「阿賀に生きる」など)を作っていた佐藤真監督の若すぎる死を、 お話の中で悼んでいたのを思い出します。 土本さんといえば「水俣」と、ステレオタイプに「公害反対」と結びつけてしまう人もいるかもしれませんが、 彼の「人間を見てやろう」という、バイタリティあふれる好奇心、 誰より「枠」を嫌いながら
先日photographers' galleryで平倉圭氏の講座「ゴダール・システム」の第一回を聞いてきた。僕は以前平倉氏のtxt「ダイアグラム的類似」について、『「見ることに内在」し「見たことについて語ってはならない」というゴダールを、言葉で記述している困難にぶつかっている』と書いたことがあったが(参考:id:eyck:20060419)、印象が変化した。平倉氏はその困難を回避することなく愚直なまでの正面突破を試みており、結果無謀なアタックそれ自体が、生産的な輝きを帯びている。簡単に言えば、平倉氏の分析を聞くと、それが妥当かどうかという次元とは別に(ゴダールに関して無知な僕にそんな判断はできない)、ゴダールの映画が新鮮な面白さを持って見えてくるのだ。恐らく問題点として挙がるのは「いくらなんでも面白すぎる」というもので、このような印象は、個人的にはかつて岡崎乾二郎氏の「経験の条件」における
少し古い話になるが、毎日新聞が元旦の紙面で「ネット君臨」という年間企画連載をスタートさせた。この連載をめぐって、ネットの世界からは激しい批判が巻き起こったのは記憶に新しい。 私もこの連載を通して読んでさまざまな感想を抱いたが、その感想についてはとりあえず別の機会に書いてみたいと思う。ここでは、「ネット君臨」がもたらした「取材」という行為の正当性と可視化についての問題について、少し考えてみたい。「ネット君臨」における取材行為は、その問題を考えるための格好のケーススタディになっているように思われたからだ。そこで記録として、若干の取材結果も踏まえてこのブログにその経緯を記しておこうと思う。なお最初に記しておくが、この経緯はあくまでもがんだるふ氏の側から見た一連の経緯であって、毎日新聞サイドには現時点では私は取材していない。したがってエントリーの内容が、かなりがんだるふ氏に拠っていることをお許しい
Macworld Expoの基調講演が始まって1時間42分ほど経った頃、あのかっこいいスティーブ・ジョブズCEOが突然、某漫画の“シェー”にも似た、奇妙なポーズを取り始めた。IT業界のカリスマ経営者に一体何が!? 話題の携帯電話『iPhone』などが発表された、今回の基調講演。iPhoneの真の魅力はスティーブ・ジョブズCEO自らのデモを見なければ語れないという多くの人が、アップルが提供する基調講演のビデオストリーミング(外部リンク)にアクセスして、インターネットで中継を見たことだろう。 今回の基調講演では、とにかく多彩なゲストが登場した。米グーグル(Google)社のCEOでアップル社外取締役のエリック・シュミット氏や、米ヤフー!(Yahoo!)創業者でチーフ・ヤフー!のジェリー・ヤン氏。だが、数々のゲストの中で、もっとも不評を買ったのが米AT&T社を買収して、全米最大の携帯キャリアに成
2/10はトリノオリンピックの開会式で、日本ではオリンピック中継で 盛り上がっていたのでしょうか? 私も普段は、オリンピック開会式などのセレモニーを見るのが 好きなほうなんですが、 昨晩はそんなことツイ忘れるぐらい、面白いイベントに行ってきました。 何かと言うと、イランのキアロスタミ監督とエリセ監督の対談会です。 会場は、バルセロナ市の現代美術センター、CCCBで、 司会はフランスのカイエ・ドユ・シネマの編集長。 私がスペインに興味を持つきっかけの1つとなったのは、ビクトル・エリセ監督の 「エル・スール」に出て来る、繊細で緑豊かなバスクの風景です。 新聞でも大きく取り上げられたり映像系の勉強してる学生も多いので、 きっとたくさんの人が来ると思って、なんとか1時間前にいったところ、 すでに1000人以上が行列。あやうく入場できないところでした。 結局数千人集まったのでは? このトークショーは
THE 62ND VENICE INTERNATIONAL FILM FESTIVAL AND STRAUB-HUILLET by Craig Keller (for MoC), September 2006. The 63rd annual Venice International Film Festival ended this past weekend with welcome recognition for some of the most important figures currently working in cinema. The award for "Best Young Actor" was granted to the magnificent Isild Le Besco (a formidable filmmaker in her own right) for
市民が記者になるインターネット新聞の可能性や限界について考える3回シリーズの、最終回。先週土曜(9月2日)、早稲田大学で開催された「ブロガー×『オーマイニュース』〜市民メディアの可能性」というシンポジウムでの議論をご紹介する。前回の予告通り、かなり面白い内容になった。 シンポジウムには、インターネット新聞『オーマイニュース』から、前々回このコーナーに出て頂いた鳥越俊太郎編集長を筆頭に、編集部や記者が4人参加し、対する“ブロガー”(ブログを書く人)側も、その世界の人気者4人が居並んだ。 以下、各人の発言を、録音のテープ起こしで言葉遣いまで忠実に再掲する。(ただし、[テーマ以外の発言の中略]や、[実際には不連続な発言順の直結]などの整理は行なっているので、あしからず。) ■幼稚園児が小泉批判!? まずジャブを繰り出したのは、『ガ島通信』というブログの書き手である藤代裕之さん。『オーマイニュー
オーマイニュースの「開店準備ブログ」が「炎上」するきっかけになった、鳥越俊太郎編集長の「2ちゃんねるはゴミため」発言。これに対して、鳥越編集長はシンポジウムで「2ちゃんねるの『一部』がゴミため、と言ったつもりだった」と釈明した。ところが、「ゴミため発言」のインタビュー記事を執筆した記者が「『一部』という発言はなかった」と異例の反論を掲載した。 発端は、2006年7月10日にIT系のニュースを配信しているニュースサイト「ITmedia」に掲載された、鳥越編集長のインタビューだ。この中では、2ちゃんねるについて、このような発言をしている。 「2chはどちらかというと、ネガティブ情報の方が多い。人間の負の部分のはけ口だから、ゴミためとしてあっても仕方ない。オーマイニュースはゴミためでは困る」 「『一部の』と言ったつもりなんだけどね」と釈明 J-CASTニュースも、この発言を引用し「事実上の宣戦布
当日の様子はパネラーだったH-Yamaguchi.netの山口浩さんが「オーマイニュース:シンポジウム録音ファイル公開」というエントリでMP3ファイルを公開されていますので、詳しい内容についてはよろしかったらそちらもご確認下さい。 定刻を過ぎて会がスタートしたあとも、鳥越編集長退席まではぱらぱらと受付が途絶えず、中に入って聞くことはできませんでしたので、漏れ聞こえてくる言葉を耳にするだけでした。後半は中に入って何とか後ろで聞けましたが。 ガ島通信の藤代さんがエントリ「[イベント]ブロガー×オーマイシンポジウム「アンケート」概要報告」でアンケートの回答を公開してますが、参加者については「参加者はスタッフも含めて約100人。新聞社の記者やライターが最も多く、テレビ、メディア研究者、IT企業の方、大学生・大学院生などです。ブログを持っている方は28人、市民記者に登録されている方は9人でした。」と
2.ビジネスリサーチの情報収集 デスクトップ調査 の基本〜アニュアルレポートなど公開情報から… デスクトップ調査 とは、主にインターネットなどを使用して、公開情報を調査して整理・分析を行うものです。「CIAも収集する情報の95%が公開情報」ということで、情報不足とい… 2021.01.28 2021.05.13 1915 view コラム〜リサーチャーの日常 人生を通じてマッチクオリティーを追求する 知識の幅が最強の武器になる という本で初めて知った「 マッチクオリティー 」という言葉は、経済学の用語で、ある仕事をする人とその仕事がどれくらい合っているか、その人の能力… 2021.05.04 2021.05.13 295 view 2.ビジネスリサーチの情報収集 日常的な情報収集・整理術(Feedly+Dropbox) 【 ビジネス 情報収集 と 情報整理 の基本 】いま目の前にあるリサー
8月28日の創刊以降も注目を集めた。というのも2ちゃんねらーと思われる市民記者からの意図的な投稿が、編集部のチェックをすり抜け記事として掲載されてしまったからである。この投稿は政治的に偏った色彩を帯びたもので、その種の記事に対して編集部のチェック機能が有効に働いていないのではないかとの指摘を呼んだ。 こうした問題に対して、冒頭の佐々木氏とブログ「ガ島通信」の藤代裕之氏らブロガーらが、シンポジウム「ブロガー×オーマイニュース『市民メディアの可能性』」を企画。9月2日、鳥越俊太郎編集長も交えて早稲田大学で開催した。 オーマイニュース側は鳥越編集長、平野編集次長、佐々木編集員のほか中台達也記者が出席。ブロガー側は「小鳥ピヨピヨ」のいちる氏(Gizmodo Japanゲスト編集長)、「竹橋発」の磯野彰彦氏(毎日新聞社東京本社編集局)、「H-Yamaguchi.net」の山口浩氏(駒澤大学グローバル
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