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ブックマーク / bijutsutecho.com (49)

  • 宇野亞喜良インタビュー。僕がイラストレーターにとどまり続ける理由

    宇野亞喜良インタビュー。僕がイラストレーターにとどまり続ける理由90歳でなお、第一線のイラストレーターとして活躍する宇野亞喜良。1950年代のキャリア初期から現在に至るまでの900点超で、仕事の全貌を明らかにする過去最大規模の個展「宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO」が東京オペラシティ アートギャラリーで始まった。展覧会の企画にかかわった記者が、開幕に合わせて、宇野の代名詞ともいえる幻想やエロスの源泉、寺山修司との関わりなどを聞いた。 聞き手=木村尚貴(朝日新聞社) ポートレイト撮影=軍司拓実 編集=橋爪勇介(ウェブ版「美術手帖」編集長) 宇野亞喜良。アトリエにて撮影 「イラストレーター」であり続けること──宇野さんは、画家や芸術家と名乗らずイラストレーターにとどまり続けています。ポリシーがあるのでしょうか? 昔働いていた日デザインセンターの先輩が、僕のことを幇間(ほうかん)、つまり太

    宇野亞喜良インタビュー。僕がイラストレーターにとどまり続ける理由
    kaworry
    kaworry 2024/04/14
  • アメリカの美術館にコレクション売却の波。ニューヨーク歴史協会やブルックリン美術館も

    アメリカの美術館にコレクション売却の波。ニューヨーク歴史協会やブルックリン美術館もコロナ禍による財政難が続いているなか、多くのアメリカの美術館がコレクションから作品の売却を実施もしくは検討する事態となっている。 ニューヨーク歴史協会 出典=ウィキメディア・コモンズ(By Ajay Suresh from New York, NY, USA - New York Historical Society, CC BY 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=80475410) 新型コロナウイルスの影響によって美術館の財政的危機が続いているなか、ニューヨークでもっとも長い歴史を持つ博物館・ニューヨーク歴史協会をはじめ、オルブライト=ノックス美術館、シカゴ美術館、サンディエゴ美術館、ニューアーク美術館、ブルックリン美術館などが、所蔵作

    アメリカの美術館にコレクション売却の波。ニューヨーク歴史協会やブルックリン美術館も
  • ボーイズラブの歴史をひも解き、文化の広がりに着目する。「はじめてのBL展」が角川武蔵野ミュージアムで開催中

    ボーイズラブの歴史をひも解き、文化の広がりに着目する。「はじめてのBL展」が角川武蔵野ミュージアムで開催中ボーイズラブ(BL)の歴史をひも解き、何かを探り、国内外での文化の広がり方に着目する展覧会「はじめてのBL展」が角川武蔵野ミュージアムで7月16日まで開催されている。 展覧会キービジュアル ©竹宮惠子1976「風と木の詩」 午睡のKISS 男性同士の恋愛を扱ったフィクションジャンルのひとつ、ボーイズラブ(以下BL)。その歴史をひも解き、何かを探り、国内外での文化の広がり方に着目する展覧会「はじめてのBL展」が角川武蔵野ミュージアムで開催されている。会期は7月16日まで。 展示風景より BLは従来、小説やマンガなどでの展開が多数であったが、近年は映像作品も増加。テレビやインターネットでは世界中のBLドラマを見ることも可能となっている。 展では、1978年に初めて発刊されたBL専門誌『J

    ボーイズラブの歴史をひも解き、文化の広がりに着目する。「はじめてのBL展」が角川武蔵野ミュージアムで開催中
  • アートの仕事図鑑:あらゆる作品を運搬するヤマト運輸 東京美術品支店

    アートの仕事図鑑:あらゆる作品を運搬するヤマト運輸 東京美術品支店美術館で開催される展覧会は、他館や個人、法人などから作品を借りて展示することが多い。このときに必要不可欠なのが美術品輸送スタッフの技術とノウハウだ。展覧会で活躍する縁の下の力持ち、美術品輸送スタッフは、どのような仕事をしているのか。ヤマト運輸株式会社 東京美術品支店のスタッフに話を聞いた。 文=浦島茂世 撮影=橋爪勇介 美術品輸送の拠点であるヤマト運輸 東京美術品支店 ヤマト運輸は1919年、トラック4台で銀座の地に創業。数年後には関東一円に輸送ネットワークをつくり上げるほど急成長を遂げた。第二次世界大戦終戦後も業務を拡大し、1958年より美術梱包輸送業務を開始、すでに60年以上の実績を持つ事業となっている。 美術品輸送業務の大型受注第一号は読売新聞社が主催した「インカ帝国文化展」で、このときはペルーから船便で美術品を輸送し

    アートの仕事図鑑:あらゆる作品を運搬するヤマト運輸 東京美術品支店
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    kaworry 2022/05/24
  • ミュシャの《スラヴ叙事詩》、恒久展示施設が建設決定。設計はヘザウィック・スタジオ

    ミュシャの《スラヴ叙事詩》、恒久展示施設が建設決定。設計はヘザウィック・スタジオアルフォンス・ミュシャの代表作である《スラヴ叙事詩》を恒久展示する施設が、2026年を目処にプラハの中心地に開館することが決定した。 ヘザウィック・スタジオによる《スラヴ叙事詩》恒久展示施設のイメージ Courtesy Crestyl アルフォンス・ミュシャによって、約17年の歳月をかけて制作された全20点からなる超大作《スラヴ叙事詩》。この作品を恒久展示する施設の建設が決定した。 同作は、1928年に完成した後はプラハ市に寄贈されたものの、60年代からクルムロフ城で夏期展示されたほかは展示の機会にめぐまれなかった。来、《スラヴ叙事詩》はプラハ市が恒久展示施設を建設することが条件で寄贈されたものだったが、そうしたスペースが建設されることはなく、ミュシャの孫でありミュシャ財団理事長のジョン・ミュシャがプラハ市を

    ミュシャの《スラヴ叙事詩》、恒久展示施設が建設決定。設計はヘザウィック・スタジオ
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    kaworry 2021/02/13
  • ミュシャ《スラヴ叙事詩》は誰のもの? 所有権をめぐりプラハ市が敗訴

    ミュシャ《スラヴ叙事詩》は誰のもの? 所有権をめぐりプラハ市が敗訴アルフォンス・ミュシャの代表作である《スラヴ叙事詩》。その所有権がプラハ市にはないという判決がプラハ地方裁判所によって下された。 2017年に国立新美術館で公開された《スラヴ叙事詩》 ミュシャが1911年から28年までの約17年をかけて手がけた、全20点からなる超大作《スラヴ叙事詩》。この所有権をめぐる裁判がプラハで繰り広げられている。 同作は、ミュシャが当時オーストリア・ハンガリー帝国に従属させられていたチェコの独立を願い描いた作品。ミュシャは作品制作のためのアメリカ人資産家のチャールズ・R・クレインの支援をとりつけ、この大作を完成させた。 1928年に完成した後はプラハ市に寄贈された同作だったが、60年代からクルムロフ城で夏期展示されたほかは展示の機会にめぐまれなかった。近年では、2017年にチェコ国外で初めて東京の国立

    ミュシャ《スラヴ叙事詩》は誰のもの? 所有権をめぐりプラハ市が敗訴
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    kaworry 2021/02/13
  • メトロポリタン美術館がコレクション売却を検討。コロナによる財政難のため

    メトロポリタン美術館がコレクション売却を検討。コロナによる財政難のため新型コロナウイルスの影響による資金不足で、メトロポリタン美術館がコレクションの一部の売却を検討していることがわかった。 メトロポリタン美術館 (C) Pixabay メトロポリタン美術館が、新型コロナウイルスの影響で1億5000万ドルの資金不足に直面する恐れがあるため、コレクションの一部の売却を検討していることがわかった。 ニューヨーク・タイムズによると、同館の学芸員は重複している作品や展示されたことがほとんどない作品などを整理し、各部門の所蔵品を評価予定。売却される作品は競売前に部門長、館長、理事会の承認を得る必要があり、理事会は3月の評議員会で同館のコレクション保存方針の改訂を承認する必要があるという。 同館館長のマックス・ホラインは今回の決定について、「パンデミックがどのように展開するのか、私たちの誰も完全な見通し

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    kaworry 2021/02/11
  • 建築も楽しめる全国の美術館・アートスポット BEST35

    建築も楽しめる全国の美術館・アートスポット BEST35全国には建築が特徴的なアート施設が多数存在する。近年開館した注目の施設から、知る人ぞ知る地方の美術館の名建築まで、ぜひ訪れてみてほしい(稿は2020年11月掲載記事の再編集版です)。 モエレ沼公園 写真提供=モエレ沼公園 北海道・東北​ 北海道でまず思い浮かぶアートスポットといえば、彫刻家イサム・ノグチがデザインしたモエレ沼公園だ。東京ドーム約40個分の広大な敷地には、幾何学形態を多用した山や噴水、遊具などの15の施設が整然と配置され、自然とアートが融合した美しい景観を楽しむことができる。 モエレ沼公園 写真提供=モエレ沼公園 青森県からはまず、2020年に開館した弘前れんが倉庫美術館を取り上げたい。「記憶の継承」と風景の再生をコンセプトとした建築設計は、気鋭の建築家・田根剛によるもの。もとの建築は、築100年におよぶシードル工場。

    建築も楽しめる全国の美術館・アートスポット BEST35
  • 500億円規模の文化庁芸術家支援、3次募集へ。動画や事務局体制強化で申請訴え

    500億円規模の文化庁芸術家支援、3次募集へ。動画や事務局体制強化で申請訴え文化庁は、フリーランスひとりにつき20万円からの補助を行う「文化芸術活動の継続支援補助金」の3次募集を9月12日から行う。事務局体制を強化し、さらなる申請を訴える。 文化庁 新型コロナウイルスで経済的な影響を受ける文化・芸術分野のフリーランス向けに、ひとり20万円を支給する「文化芸術活動の継続支援補助金」。その第3次募集が9月12日10時から始まる(9月30日17時まで)。 この補助金は、新型コロナの影響で発表の機会などが減少したアーティストなどを支援するため、その活動資金として20万円から最大150万円を支給するもの。 募集人数の目安は20万円の金額ベースだとおよそ10万人だが、2次募集が終了した時点でその申請件数は2万件超と、5分の1ほどにとどまっている。 ネックになっているのは申請方法だ。あらためて説明すると

    500億円規模の文化庁芸術家支援、3次募集へ。動画や事務局体制強化で申請訴え
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    kaworry 2020/09/07
  • クール・ジャパン、稼ぐ文化、表現への圧力......安倍政権7年半の文化政策を振り返る

    クール・ジャパン、稼ぐ文化、表現への圧力......安倍政権7年半の文化政策を振り返る7年半に及ぶ安倍政権が終わりを告げた。この長期間、文化政策では何がなされ、何がなされなかったのか。 文化政策の専門家である作田知樹とともに回顧する。 文化庁と文部科学省が入る建物 2012年からおよそ7年半に渡る安倍政権が終わりを告げた。この間、日文化政策では何がなされ、また何がなされなかったのか。Arts and Lawファウンダーで文化政策実務家・研究者の作田知樹とともに回顧する。 ──作田さんはこの7年半を概観し、どう評価しますか? まずはその前提として、安倍政権前から振り返る必要があります。民主党政権時代には「埋蔵金」探しを前提とした「事業仕分け」があり、国民から幅広く支持されました。このなかで、国際文化交流を担ってきた国際交流基金からは基財産の一部が国庫に返納させらされたほか、海外拠点の整

    クール・ジャパン、稼ぐ文化、表現への圧力......安倍政権7年半の文化政策を振り返る
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    kaworry 2020/09/01
  • 「美術館女子」は何が問題だったのか。「美術界のジェンダー格差を強化」「無知な観客の役割を女性に」

    「美術館女子」は何が問題だったのか。「美術界のジェンダー格差を強化」「無知な観客の役割を女性に」美術館連絡協議会と読売新聞オンラインが企画したウェブサイト「美術館女子」がSNS上で大きな批判に晒されている。この企画の問題点を、有識者のコメントとともに分析する。 「美術館女子」のウェブサイト(https://www.yomiuri.co.jp/s/ims/bijyutukanjyoshi01/)より 美術館連絡協議会(以下、美連協)と読売新聞オンラインによる新企画「美術館女子」が、開始早々SNS上で大きな批判に晒されている。 企画は、「読売新聞で『月刊チーム8』を連載中のAKB48 チーム8のメンバーが各地の美術館を訪れ、写真を通じて、アートの力を発信していく」(公式サイトより)というもの。その第1弾では、小栗有以が東京都現代美術館を訪れる様子を画像メインで伝えている。 この企画に対し、6

    「美術館女子」は何が問題だったのか。「美術界のジェンダー格差を強化」「無知な観客の役割を女性に」
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    kaworry 2020/08/10
  • 大型展覧会は変わるべき? 『美術展の不都合な真実』著者・古賀太に聞く

    大型展覧会は変わるべき? 『美術展の不都合な真実』著者・古賀太に聞く日の美術館で行われるメディア主催の大規模な展覧会(企画展)。その裏側を描いた『美術展の不都合な真実』が新潮新書より刊行された。このを執筆した背景について、著者の日大学芸術学部教授・古賀太に話を聞いた。 聞き手=橋爪勇介(ウェブ版「美術手帖」編集長) 2019年の入場者数ランキング 新型コロナウイルスによって数ヶ月もの長い臨時休館を強いられてきた美術館が、6月に入り次々と再開した。多くの美術ファンにとって喜ばしいニュースだが、美術館は事前予約制など、これまでにない対応を迫られている。このコロナ禍を機に美術館のあり方を見直すべきだという声は、美術関係者からも聞かれる。そんななか、メディア共催展(マスコミが主催に入る展覧会)をはじめとする美術館展覧会の隠れた部分を顕にした書籍『美術展の不都合な真実』(新潮新書)が刊行された

    大型展覧会は変わるべき? 『美術展の不都合な真実』著者・古賀太に聞く
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    kaworry 2020/07/04
  • 美術館再開をめぐって──学芸員の備忘録

    美術館再開をめぐって──学芸員の備忘録緊急事態宣言が解除され、続々と再開されている各地の美術館・博物館。しかし各館には新型コロナウイルス感染防止対策が求められ、その対応は様々だ。ここでは、5月8日に再開した和歌山県立近代美術館を例に、同館学芸員・青木加苗による備忘録をお届けする。 文=青木加苗 5月8日朝の和歌山県立近代美術館 2020年4月16日、全都道府県に緊急事態宣言が発出され、日国内ほぼ全ての美術館・博物館が休館した。筆者の勤める和歌山県立近代美術館は、展示室の照明機器入替工事のため、すでに1月末から全館休館していた。開館予定は4月25日であったが、「宣言」を受けて約2週間延期、ゴールデンウィーク明けの5月8日から開館している。国内の美術館としては最初に再開する美術館のひとつだったため、開館当日から複数の取材が入り、「展覧会プレビューの取材よりも多い」と学芸員同士で苦笑いしたほど

    美術館再開をめぐって──学芸員の備忘録
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    kaworry 2020/05/27
  • 「Jアートコールセンター」から見えた限界と可能性。高山明に聞く

    「Jアートコールセンター」から見えた限界と可能性。高山明に聞く 「あいちトリエンナーレ2019」(8月1日〜10月14日)の閉幕直前に開設された高山明によるプロジェクト「Jアートコールセンター」。電凸攻撃による「表現の不自由展・その後」の展示中止を受け、アーティストらが電話対応するというこの取り組みからは何が見えたのか? 高山に話を聞いた。 聞き手=編集部 高山明 8月1日から10月14日までの75日間にわたる「あいちトリエンナーレ2019」(以下、あいトリ)が閉幕し半月が経った。「表現の不自由展・その後」をめぐる様々な動きが見られたなか、県職員に代わりアーティストたちが一般からの電話に対応するという「Jアートコールセンター」を立ち上げたのが高山明だ。電凸攻撃が繰り返されていたあいトリで、このコールセンターはどのような役割を果たしたのか。またそこから見えてきたものとは何か。 * ──あらた

    「Jアートコールセンター」から見えた限界と可能性。高山明に聞く
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    kaworry 2020/05/24
  • 一度は泊まってみたい、日本のアートホテル・旅館

    一度は泊まってみたい、日のアートホテル・旅館ただ宿泊するだけではなく、客室や施設内で美術作品を楽しめるアートホテル。新規オープンが目立つこれらのホテルから注目のホテル・旅館をピックアップして紹介する(稿は順次情報を追加しています)。

    一度は泊まってみたい、日本のアートホテル・旅館
  • パンデミックで美術館が注意すべき20のこと。国際美術館会議(CIMAM)が公開

    パンデミックで美術館が注意すべき20のこと。国際美術館会議(CIMAM)が公開国際美術館会議(CIMAM)は、新型コロナウイルスが蔓延する現在において、美術館がどうのように対応すべきかを示した20の注意事項を公開した。CIMAMの許可を得て、日語訳をお届けする。 CIMAMウェブサイトより 世界85ヶ国の近現代美術館に関わる専門家560名以上によって構成されている団体「国際美術館会議(CIMAM)」は、新型コロナウイルスが蔓延する状況において、美術館が注意すべき20の項目を公開した。 「Precautions for Museums during Covid-19 Pandemic」と題された今回の注意事項は、ユージーン・タン(ナショナル・ギャラリー・シンガポール館長)、スハーニャ・ラフェル(M+館長)、そして片岡真実(森美術館館長)によって作成されたもので、内容は大きく「来館者の安全」

    パンデミックで美術館が注意すべき20のこと。国際美術館会議(CIMAM)が公開
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    kaworry 2020/05/04
  • 回復しつつある中国アート界。そこから何が学べるか?

    回復しつつある中国アート界。そこから何が学べるか?2019年末に中国湖北省武漢市で初めて検出された新型コロナウイルスによる感染症が、現在世界を席巻し大きな混乱をもたらしている。こうした状況下、アートが持つ役割とは何か? この危機から回復しつつある中国アート界の現状から紐解く。 文=袁璟(アートライター) 訳=編集部 上海当代芸術博物館 Courtesy of Power Station of Art 春節の前夜、各ギャラリーや美術館が次々に春節連休の休館を発表するなか、私たちは連休後に展示室で会う約束をした。しかし、思いもよらなかった新型コロナウイルスの流行が、その休館を無期限にしてしまった。驚き、恐怖、不安。武漢で急増する症例数に対して各産業は立ち止まり、人々は自由に外出できない局面に陥った。(美術館が)開館できないという単純な事態ではなく、問題はますます深刻になったのだ 「アート・バー

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    kaworry 2020/04/23
  • 新型コロナウイルス、もし美術館で感染者が出たら? 保存・修復の専門家に予測される対処法を聞く

    新型コロナウイルス、もし美術館で感染者が出たら? 保存・修復の専門家に予測される対処法を聞く多くの美術館・博物館が、新型コロナウイルス感染拡大を防止するために長期の臨時休館となっている。現時点では国内のミュージアムで感染者が出たという報道はないが、もし今後そのようなケースが発生した場合、ミュージアムはどのような対応を取ることが考えられるのか? 美術作品の保存・修復の専門家である東海大学情報技術センター(TRIC)講師・田口かおりに聞いた。 聞き手=橋爪勇介(ウェブ版「美術手帖」編集長) 新型コロナウイルスの影響で休館しているメトロポリタン美術館 (C)Getty Images 国内外で、膨大な数の美術館・博物館が新型コロナウイルス感染拡大防止のために休館措置を取っている。現時点で、日のミュージアムから感染者が出たという目立った報道はないが、海外ではアートフェア「TEFAFマーストリヒト」

    新型コロナウイルス、もし美術館で感染者が出たら? 保存・修復の専門家に予測される対処法を聞く
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    kaworry 2020/04/14
  • まとめ:あいちトリエンナーレ2019「表現の不自由展・その後」展示中止にまつわるタイムライン

    まとめ:あいちトリエンナーレ2019「表現の不自由展・その後」展示中止にまつわるタイムライン河村たかし名古屋市長の発言が発端となり、安全上の理由から展示が中止となった「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」。この問題をめぐる主要な発言や動きを、時系列でまとめる(随時更新予定)。 愛知芸術文化センター 7月31日朝日新聞、《平和の少女像》が「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」に出品されることを報道。 報道内覧会開催。 8月1日「あいちトリエンナーレ2019」開幕。 《平和の少女像》の展示について、松井一郎大阪市長が「にわかに信じがたい!河村市長に確かめてみよう。」とツイート。 ※「表現の不自由展・その後」に関する問い合わせ件数=705(電話200、メール500、FAX5) 8月2日河村たかし名古屋市長が「表現の不自由展・その後」を視察。大村知事に対

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    kaworry
    kaworry 2020/02/16
  • シリーズ:これからの美術館を考える(10) 日本の美術館はコレクション情報をどう扱っていくべきか

    シリーズ:これからの美術館を考える(10) 日の美術館はコレクション情報をどう扱っていくべきか昨年5月に政府案として報道された「リーディング・ミュージアム(先進美術館)」構想。これを発端に美術手帖では「これからの日の美術館はどうあるべきか?」をテーマに、様々な視点から美術館の可能性を探るシリーズを掲載してきた。第10回は、国立西洋美術館で学芸課情報資料室長を務める川口雅子が、美術館の根幹を成すコレクション情報の重要性と、その未来について提言する。 文=川口雅子 ノードラー画廊の作品売買記録 国立西洋美術館所蔵 美術館コレクション情報のあるべき姿とは? 美術品の価値はどうすれば高まるのか。アート市場活性化の議論のなかで投げかけられてきた問いだ。その答えを探るなかで情報の担う役割がにわかに脚光を浴び、すでに国レベルの取り組みも一部始まっている。たとえその発端が美術のもたらす経済波及効果への

    シリーズ:これからの美術館を考える(10) 日本の美術館はコレクション情報をどう扱っていくべきか