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ブックマーク / foxsecurity.hatenablog.com (10)

  • 私のセキュリティ情報収集法を整理してみた(2024年版) - Fox on Security

    新年あけましておめでとうございます。毎年この時期に更新している「私の情報収集法(2024年版)」を今年も公開します。 ■はじめに サイバー攻撃は国境を越えて発生するため、ランサムウェア、フィッシング、DDoS攻撃など、近年のサイバー脅威の常連となっている攻撃者(脅威アクター)が主に海外にいることを考えると、世界の脅威動向を理解することが年々重要になっています。 海外から日の組織が受けるサイバー攻撃の多くでは、国際共同オペレーション等の一部のケースを除き、日の警察が犯罪活動の協力者(出し子、買い子、送り子)を摘発することはあっても、サイバー攻撃の首謀者(コアメンバー)を逮捕するまで至るケースはほとんどありません。 誤解を恐れずに言えば、日の組織は海外からの攻撃を受け続けているのに、海外で発生したインシデントや攻撃トレンドの把握が遅れ、対策が後手に回っているケースも多いように感じます。最

    私のセキュリティ情報収集法を整理してみた(2024年版) - Fox on Security
  • 私のセキュリティ情報収集法を整理してみた(2022年版) - Fox on Security

    新年あけましておめでとうございます。毎年年頭に更新している「私の情報収集法」を今年も公開します。何かの参考になれば幸いです。 インプットで参照している情報源(海外海外からの攻撃が主流となる中、海外情報をいち早く把握する事の重要性が増しています。去年に引き続き、今年も絶対外したくない海外サイトからご紹介します。 サイト キタきつね寸評 1位 morningstar SECURITY 不動の1位です。ジャンルの広さ、情報の更新頻度、関連ソースの網羅性など、英語系のセキュリティニュースとしては群を抜いた、最良のまとめサイトです。 私は「Daily Security News(最も人気のあるセキュリティニュース)」(一番上)と「Security Blogs(セキュリティブログ)」(下から3つ目)を主にチェックしていますが、人によって興味が違うかと思いますので、「Malware/APT」「Exp

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  • 自宅警備員ごっこで見つけるハッカーの痕跡 - Fox on Security

    日は、あまり興味を惹く参考記事がなかったので、某サイトをネットサーフィンした件を書きたいと思います。 日、作業cy・・勤務時間外に見ていたのは、このブログでも過去に何度か記事を書いた事がある、世界の監視カメラ映像を見れる某サイトです。 日でも、サイト管理者集計ですが、日時点で1,519台のカメラが掲載されており、オリンピック前に総務省が肝煎りで実施した、サイバー攻撃に悪用されるおそれのあるIoT機器の調査(NOTICE)の結果を嘲笑う様な掲載数を誇ります。 ※このほとんどが監視カメラのパスワード設定なし、又は脆弱なパスワード設定によるものとサイト管理者は公言しています。 URLリンクを貼るのは自己規制しますが、ググればすぐ出てくるサイト(ロシア系だったと思います)なので、業務をサボりたい休憩時間を有効に使いたい方は、たまに見てみると良いかと思います。 久しぶりに閲覧したのですが、ち

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  • 私のセキュリティ情報収集法を整理してみた(2021年版) - Fox on Security

    新年あけましておめでとうございます。毎年年頭に更新している「私の情報収集法」を今年も公開します。何かの参考になれば幸いです。 インプットで参照している情報源(海外海外からの攻撃が主流となる中、海外情報をいち早く把握する事の重要性が増している気がしますので、今年は海外情報源から書きたいと思います。 昨年の記事では多くの海外サイトを紹介しましたが、試行錯誤の結果、まとめサイトでもある「morningstar SECURITY」や「DataBreaches.net」を押さえておけば、主要サイトが概ねカバーされると分かったので、今年は数を絞っています。 サイト キタきつね寸評 morningstar SECURITY 去年と変わりませんが、情報の更新頻度、そして関連ソースの網羅性という意味では、英語系のセキュリティニュースとしては最良の情報ソースの1つかと思います。私は「Daily Secur

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  • マリオットの罰金は1人当たり7円 - Fox on Security

    2018年のマリオットのデータ流出事件の罰金は1,840万ポンド(約25億円)で決着する様です。3億3900万人の個人情報データの漏えい事件でしたので、1人当たりに換算すると0.05ポンド(約7円)となります。 www.theregister.com この攻撃は当初、チェーンのゲスト予約データベースに5億件のレコードを公開したと考えられていましたが、その後の調査により、その数値が下方修正されました。 公開されたデータには、暗号化せずに保存された525万人のゲストのパスポート番号、1850万の暗号化されたパスポート番号、910万の暗号化されたクレジットカード番号が含まれていました。 公共の傷害に侮辱を加え、ICOはマリオットの罰金を当初の信号値である9,900万ポンドから5分の4に削減し、その後、繰り返しかかとを引きずりました。 情報コミッショナーのエリザベス・デナム氏は、「企業が顧客のデー

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  • ドコモ口座の不正送金はドコモダケが悪い訳ではない - Fox on Security

    地銀数行の口座からドコモ口座へ不正送金被害が発生した件、まだ広がりを見せていますが、単純な事件要因ではなさそうなので、少し調べてみました。 mainichi.jp NTTドコモの電子マネー決済サービス「ドコモ口座」を利用し、地方銀行口座から不正に預金を引き出される被害が相次いでいる。各行はそれぞれの口座とドコモ口座を連携させるための新規登録を停止。被害件数や被害総額は調査中だが、今後拡大する可能性もある。 8日までに被害が確認されたのは、七十七銀行(仙台市)、中国銀行(岡山市)、東邦銀行(福島市)、滋賀銀行(大津市)、鳥取銀行(鳥取市)の5行。このほか、大垣共立銀行(岐阜県大垣市)でも不正の疑いのある取引があった。 ドコモ口座は、開設時に登録した銀行口座から入金することで、ウェブ上で買い物や送金などができる。ドコモの顧客ID「dアカウント」と、銀行口座の情報があれば簡単に作れるため利用者は

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  • セキュリティで一番必要なのは好奇心 - Fox on Security

    少し前のKrebs氏の記事ですが、これからサイバーセキュリティのキャリアをお考えの方に対する助言が出ていました。 krebsonsecurity.com これらの経営幹部レベルの対応における共通のテーマは、非常に多くの候補者が、ビジネスを推進する情報システムの運用、維持、および防御に関するより実際的な懸念を伴う実務経験を欠いているということです。 確かに、学位を取得したばかりのほとんどの人は実務経験がありません。しかし幸いにも、サイバーセキュリティのややユニークな側面は、自主的な研究と昔ながらの試行錯誤を通じて、実践的なスキルと基礎知識をある程度習得できることです。 私が読者への返答にほとんどいつも含める重要なアドバイスの1つは、コンピューターと他のデバイスが相互に通信する方法のコアコンポーネントを学ぶことです。ネットワーキングを習得することは、他の多くの学習領域が築く基的なスキルだから

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  • 私のセキュリティ情報収集法を整理してみた(2020年版) - Fox on Security

    新年あけましておめでとうございます。早いものでこの記事を書くのも3回目になります。毎年年頭に更新している「私の情報収集法」について、今年も更新UPします。 ※私の方法はpiyokangoさんが2013年に書かれた「私のセキュリティ情報共有術を整理してみた。」、およびその記事の元となった根岸さんの2011年の「私のセキュリティ情報収集術」の影響を強く受けて、自分なりに試行錯誤しているものです。必ずしも多くのセキュリティ担当の方に向いている情報収集のやり方ではないかも知れません。 ■インプットに使っている情報ツール 情報収集に使っているツールはそんなに変わってません。忙しいセキュリティ担当の方は、いかにRSSをうまく使いこなすかがカギになるのかと思います。 ツール キタきつね寸評 備考(リンク) RSS Reader 去年から海外ニュースを拾うのに使い勝手が良かったので、このソフトを使っていま

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  • ビジネス詐欺はメールだけではなくなった - Fox on Security

    予想されていた事とは言え、ビジネスメール詐欺(BEC)は既にメールだけを警戒すれば良い時代ではなくなりつつある様です。 japan.zdnet.com 犯罪者が、人工知能AI)で生成した音声を利用し、企業の最高経営責任者(CEO)の声をまねて部下をだまし、資金を自分の口座に送金させている。 いわゆるディープフェイクボイス攻撃は、詐欺の次なるフロンティアとなるかもしれない。 The Wall Street Journal(WSJ)の報道によると、社名は伏せられているものの、英国を拠点とするエネルギー企業のCEOが、上司であるドイツの親会社のCEOと電話で話していると思っていたところ、ハンガリーのサプライヤーに22万ユーロ(約2600万円)を至急送金するよう頼まれたという。 ところが実際は、その指示はAIによる音声技術を利用してドイツにいるCEOになりすました詐欺師からのものだった。世論操作

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  • 7Payの緊急会見を読み解く - Fox on Security

    週末のニュース番組を見ていても、7Pay事件が繰り返し流されていて、週末ブロガー(※ほとんどの記事は週末に書いています)の私としても、取り上げなければならないのではないかと思い始めました。とは言え、既に多くの識者の方々が様々な観点から事件を分析されていますので、私は違った視点でのこの事件を見てみたいと思います。 www.nikkei.com ■公式発表 7payに関する重要なお知らせ (7/3) チャージ機能の一時停止に関するお知らせ (7/4) ◆キタきつねの所感 まず、元ソースを確認してみます。リアルタイムで視聴はできなかったので、テレビ東京さんがYouTubeに緊急会見をUPされているので、こちらを見てました。 www.youtube.com Twitterでは緊急会見を受けて、社長が「SMSってTwitterのことですよね、みなさんがTwitterされてるとは限らないですし」と言

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