アイデアを素早く形にして世に問うイノラボ この講演は、電通国際情報サービス、2020テクノロジー&ビジネス開発室オープンイノベーションラボ部長兼チーフプロデューサーの森田浩史氏が、同社のオープンイノベーションラボ(イノラボ、INNOLAB)で実践している具体的な事例を紹介した。 イノラボは、電通グループが取り組んでいるオリンピックへ向けた動きのなかで、特にIT関連をカバーするグループ。2011年に活動を開始した。先端技術を活用して新たなライフスタイルを世界に先駆けて提唱することを目的とするが、一般的なシンクタンクで進められる研究と異なり、プロトタイプ開発や実証実験などを通じ実際に動くものを作って社会に投げかける運営方針を掲げる。 主な活動領域は、街づくり、観光、スポーツ、ヘルスケア、モビリティ、教育。対象技術はユーザーインターフェース/ユーザーエクスペリエンス(UI/UX)、拡張現実/仮想